アドテストは売り買い交錯、エヌビディア「H200」の対中輸出許可は追い風材料に
アドバンテスト<6857.T>は売り買い交錯、足もと2万円大台近辺でのもみ合いが続いているが、外部環境からは追い風が意識される場面だ。前日の米国株市場では半導体大手のエヌビディア<NVDA>が買われたが、時間外取引でも上げ足を強めている。半導体銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)も続伸し、一時7400台に乗せるとともに終値でも史上最高値を更新した。8日(日本時間9日朝)、トランプ米大統領は自身のSNSに、エヌビディアが製造するAI半導体「H200」の対中輸出を許可することを投稿しており、にわかにこれが好感される状況となった。アドテストはエヌビディアのAI半導体向けに高性能テスターを納入するなど主要顧客としており、この話は株価を強く刺激する材料となる。信用取組も直近データでは売り残が増加する一方、買い残が減少しており、需給関係がタイト化していることもポジティブに作用しやすい。
出所:MINKABU PRESS
関連銘柄
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(15:30)
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