ミロクの25年10月期は一転最終赤字幅拡大で着地へ、米関税響き減損計上
ミロク<7983.T>は8日の取引終了後、25年10月期連結業績について、売上高が前回予想の132億6000万円から125億1800万円(前の期比14.7%増)、営業損益が1億円の黒字から2400万円の赤字(前の期は5億1900万円の赤字)、最終損益が1億8000万円の黒字から25億2500万円の赤字(同22億9400万円の赤字)に下振れして着地したようだと発表した。前の期から最終赤字幅は拡大する見通しとなったが、期末配当はこれまでの予想通り5円(前の期期末は2円)で決定した。年間配当は10円(前の期は12円)となる。
猟銃事業の子会社であるミロク製作所及び南国ミロクの両社について、米国の関税引き上げの影響など事業環境の変化を背景とした収益性の悪化が見込まれることから、固定資産の減損損失として25億1200万円の特別損失を計上した。売上高及び営業損益については主力の猟銃事業でOEM供給先であるブローニンググループからの受注数量が堅調だったものの、高付加価値製品の割合が予想を下回ったうえ、原材料価格の高騰などの影響を大きく受けた。また、工作機械事業全体の売上高は予想に近かったものの、収益性の高い加工部門の売り上げが減少し利益は予想に届かなかった。
出所:MINKABU PRESS
猟銃事業の子会社であるミロク製作所及び南国ミロクの両社について、米国の関税引き上げの影響など事業環境の変化を背景とした収益性の悪化が見込まれることから、固定資産の減損損失として25億1200万円の特別損失を計上した。売上高及び営業損益については主力の猟銃事業でOEM供給先であるブローニンググループからの受注数量が堅調だったものの、高付加価値製品の割合が予想を下回ったうえ、原材料価格の高騰などの影響を大きく受けた。また、工作機械事業全体の売上高は予想に近かったものの、収益性の高い加工部門の売り上げが減少し利益は予想に届かなかった。
出所:MINKABU PRESS
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