Jトラスト Research Memo(8):3ヶ年計画は現状を前提にした保守的な計画で、上振れを目指す(1)

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最新投稿日時:2025/09/09 15:08 - 「Jトラスト Research Memo(8):3ヶ年計画は現状を前提にした保守的な計画で、上振れを目指す(1)」(フィスコ)

Jトラスト Research Memo(8):3ヶ年計画は現状を前提にした保守的な計画で、上振れを目指す(1)

配信元:フィスコ
投稿:2025/09/09 15:08
*15:08JST Jトラスト Research Memo(8):3ヶ年計画は現状を前提にした保守的な計画で、上振れを目指す(1) ■Jトラスト<8508>の中長期の成長戦略

1. 3ヶ年計画の概要
推進している3ヶ年計画「J TRUST VISION」(2025年12月期~2027年12月期)では、最終年度に営業収益1,568億円(2024年12月期比287億円増)、営業利益174億円(同112億円増)、税引前利益182億円(同99億円増)、当期利益114億円(同54億円増)を目指す。Jトラストロイヤル銀行の株式保有比率55%の関係で少数株主利益控除すること、繰越欠損金がなくなり税金がかかるようになることなどから、当期利益の増加は営業利益の増加と比較して小さくなるものの、年平均成長率で約22%の成長を計画する。この3ヶ年計画は正式な中期経営計画ではなく、達成可能と考えられる保守的な業績予想であるものの、事業別に営業利益計画を開示している。中期的な収益及び利益目標を示すことは、企業の将来の業績予想に基づいて投資を判断する投資家にとって非常に重要であると弊社では考えている。

計画達成に向けた事業ポートフォリオとして、日本金融事業(保証事業・債権回収事業・カード事業(割賦))及び不動産事業を安定成長事業として着実に成長させながら、国内証券事業、海外事業(東南アジア金融事業、韓国金融事業)を大きく伸ばす計画である。証券事業を除く日本金融事業を「安定成長事業」と位置付け、利益を創出しながら事業規模を着実に拡大していく。また国内証券事業、東南アジア金融事業を「成長期待事業」と位置付け、成長余地の大きな市場を持ち、グループの将来の成長を実現する。さらに、韓国金融事業を「再構築事業」と位置付け、課題解決により利益拡大を見込んでいる。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 国重 希)

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配信元: フィスコ

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