アドテストなど半導体製造装置関連が軟調、ASML急落受け買い手控えムード◇
前日まで10連騰を記録していたアドバンテスト<6857.T>が利益確定売り圧力に押され反落スタートとなったほか、東京エレクトロン<8035.T>、レーザーテック<6920.T>、ディスコ<6146.T>なども軟調な値動きで始まった。前日はこの4銘柄が売買代金上位4傑を占めるなど、マーケットで存在感を示したが、足もと上値を買い進む動きに慎重なムードも漂う。前日の米国株市場ではエヌビディア<NVDA>は堅調を維持したが、オランダの半導体製造装置大手ASML<ASML>が決算発表で26年12月期の収益成長に懐疑的な見通しを示したことが嫌気され、8%を超える急落に見舞われた。フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)も反落しており、東京市場でもこの流れを引き継ぎ買いが手控えられている。外国為替市場で1ドル=147円台までドル安・円高方向に振れていることも様子見ムードを助長している。(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:MINKABU PRESS
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