リバーエレクが急動意、データセンター向け高周波数製品で世界需要取り込みへ
リバーエレテック<6666.T>が急動意、一時8.6%高の520円まで駆け上がる場面があった。今月11日に上ヒゲで525円の年初来高値をつけたが、新値街道復帰を視野に捉えている。同社は水晶振動子を主力とする電子デバイスメーカーで電子ビーム封止工法などの独自技術で優位性を持っている。直近発表した中期経営計画では28年3月期に売上高73億500万円(前期実績は56億9800万円)、営業利益7億6900万円(同7500万円の赤字)を目標に掲げており、業績急回復への期待が募る状況にある。また、世界的なAIデータセンターの建設ラッシュが続いており、これに伴い光ファイバーをはじめデバイスメーカーに商機が巡っている。そのなか、売上高の9割を海外で占めるグローバル企業である同社は、大容量データ通信に対応した高周波数製品でも高技術力を有し、今後データセンター向けなどの需要を取り込むシナリオを描いており展開が注目される状況にある。
出所:MINKABU PRESS
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