中可鍛、今期最終を14％上方修正・5期ぶり最高益更新へ

　中央可鍛工業 <5607> [名証Ｍ] が2月7日後場(14:20)に決算を発表。25年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結最終利益は前年同期比37.8％増の11.7億円に拡大した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の11.4億円→13億円(前期は8.1億円)に14.0％上方修正し、増益率が40.2％増→59.9％増に拡大し、5期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終利益も従来予想の7.4億円→9億円(前年同期は2.4億円)に21.4％増額し、増益率が3.1倍→3.7倍に拡大する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結最終利益は前年同期比2.8倍の7.8億円に急拡大し、売上営業利益率は前年同期の1.4％→4.5％に大幅改善した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　2025 年3 月期通期連結業績予想につきましては、売上高は当初の予定より下回る見込みでありますが、営業利益及び経常利益につきましては、全社挙げての原価低減活動による利益確保のため、発表数値を据え置きます。親会社株主に帰属する当期純利益につきましては、特別利益の計上により前回公表した業績予想数値を修正いたします。※上記の予想数値は、現時点で入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。