<注目銘柄>=IGポート、版権事業の好調続く
IGポート<3791.T>は昨年12月4日に上場来高値2790円をつけたあと調整していたが、1月下旬以降再騰機運を高めている。
同社は映像(アニメーション)制作と出版事業、制作したアニメに伴う版権事業などを展開する。1月10日に発表した11月中間期連結決算は、営業利益が8億2500万円(前年同期比38.0%増)となった。制作期間の長期化や人件費の高騰などで映像制作事業は大幅減益となったものの、版権事業で自社100%出資作品のライセンス売り上げが計上されたことに加えて、「怪獣8号」や劇場版「ハイキュー!!」などの新作や、「進撃の巨人」など過去シリーズ作品が好調に推移し大幅増益となり、全体の業績を押し上げた。
世界的に動画配信プラットフォームが拡大するなか、アニメの価値は急上昇している。同社は、多様な作品を制作する能力や動画配信業者へ独占配信として提供することで企業価値を高めており、今後も成長が見込まれる。会社側が昨年7月に発表した中期経営計画では27年5月期の営業利益23億2400万円を見込むが、十分に達成可能とみられている。
25年5月期は、営業利益17億3700万円(前期比41.8%増)を見込む。上期において複数作品で制作進捗の遅れがあり、出版事業における刊行点数も計画を下回っているが、引き続き版権事業が牽引役となるほか、商品化事業が第4四半期に膨らむ見通し。業績拡大期待を背景に、株価も上値を目指す展開へ進みそうだ。(仁)
出所:MINKABU PRESS
同社は映像(アニメーション)制作と出版事業、制作したアニメに伴う版権事業などを展開する。1月10日に発表した11月中間期連結決算は、営業利益が8億2500万円(前年同期比38.0%増)となった。制作期間の長期化や人件費の高騰などで映像制作事業は大幅減益となったものの、版権事業で自社100%出資作品のライセンス売り上げが計上されたことに加えて、「怪獣8号」や劇場版「ハイキュー!!」などの新作や、「進撃の巨人」など過去シリーズ作品が好調に推移し大幅増益となり、全体の業績を押し上げた。
世界的に動画配信プラットフォームが拡大するなか、アニメの価値は急上昇している。同社は、多様な作品を制作する能力や動画配信業者へ独占配信として提供することで企業価値を高めており、今後も成長が見込まれる。会社側が昨年7月に発表した中期経営計画では27年5月期の営業利益23億2400万円を見込むが、十分に達成可能とみられている。
25年5月期は、営業利益17億3700万円(前期比41.8%増)を見込む。上期において複数作品で制作進捗の遅れがあり、出版事業における刊行点数も計画を下回っているが、引き続き版権事業が牽引役となるほか、商品化事業が第4四半期に膨らむ見通し。業績拡大期待を背景に、株価も上値を目指す展開へ進みそうだ。(仁)
出所:MINKABU PRESS
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