【これからの見通し】トランプ関税発動へ、ドル高・円高圧力も週明けの急激な相場の影響を留意

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最新投稿日時:2025/02/03 15:53 - 「【これからの見通し】トランプ関税発動へ、ドル高・円高圧力も週明けの急激な相場の影響を留意」(みんかぶ(FX/為替))

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【これからの見通し】トランプ関税発動へ、ドル高・円高圧力も週明けの急激な相場の影響を留意

著者:MINKABU PRESS
投稿:2025/02/03 15:53
【これからの見通し】トランプ関税発動へ、ドル高・円高圧力も週明けの急激な相場の影響を留意

週明けのマーケットでは、トランプ関税が相場材料の前面に押し出されている。4日にメキシコ、カナダ、中国に対する関税発動を行うことが明言された。早朝のオセアニア市場では多くの通貨でドル高方向に値が飛んで取引を開始している。それに比べるとドル円でのドル買いは穏やかなものとなっており、リスク回避的な円高の動きにもつながっている。日経平均は1000円超安となっている。

 今週は木曜日に英中銀が金融政策を発表する。金曜日には米雇用統計が発表される。通常であれば相場に与えるインパクトの大きいイベントであるのだが、トランプ関税が主要テーマとなるなかで、少なくとも週前半は関心度が低くなりそうだ。

 為替相場ではオセアニア早朝にドル高方向にギャップを空けている。その後の東京市場でも一段のドル高が進行している。強い相場シグナルとみられる。ただ、短期的には下げ止まりの動きもみられ、朝方の行き過ぎた動きに修正も入っている。このあとのロンドン市場では、急激なドル買いの反動の度合いを確認しておきたいところだ。ただ、ドルを買いそびれた向きもあることから、戻りではドル買いが入る局面もありそうだ。いずれにせよ、ボラタイルな週明け相場となりそうだ。

 この後の海外市場で発表される経済指標は、トルコ製造業PMI(1月)、トルコ消費者物価指数(1月)、トルコ生産者物価指数(1月)、香港小売売上高(12月)、香港実質GDP(速報)(2024年 第4四半期)、スイス製造業PMI(1月)、フランス・ドイツ・ユーロ圏・英国・米国などの製造業PMI(確報値)、ユーロ圏消費者物価概算値速報(1月)、米建設支出(12月)、米ISM製造業景気指数(1月)などが予定されている。

 発言イベント関連では、シムカス・リトアニア中銀総裁が会見、ボスティック・アトランタ連銀総裁が経済見通しについて講演を行う。中国市場は春節(旧正月)のため明日まで休場が続く。

minkabu PRESS編集部 松木秀明

このニュースはみんかぶ(FX/為替)から転載しています。

配信元: みんかぶ(FX/為替)

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