日立が底堅い、送電網設備関連が好調に推移し今期業績予想を上方修正
日立製作所<6501.T>が底堅い。前週末1月31日の取引終了後、25年3月期第3四半期累計(4~12月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を上方修正しており、好感されたようだ。売上高予想は9兆1500億円から9兆7000億円(前期比0.3%減)、最終利益予想は6000億円から6100億円(同3.4%増)に引き上げた。DX(デジタルトランスフォーメーション)やGX(グリーントランスフォーメーション)関連の需要が追い風となり、ルマーダ事業が好調に推移。デジタルシステム&サービス部門ではフロントビジネス事業が大口システム更新案件もあって収益が拡大する。再生可能エネルギー関連や送電網設備の更新案件が好調なグリーンエナジー&モビリティ部門の収益予想も引き上げた。4~12月期の売上高は前年同期比2.9%減の7兆112億2200万円、最終利益は同3.2%減の4307億8500万円だった。
出所:MINKABU PRESS
出所:MINKABU PRESS
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