◆ “円買い(戻し)”進行も… - “方向感定まらず”は変わらず
注目のECB理事会は“0.25%利下げ”を実施したものの、“予想通り”ということもあって反応は限定されました。
このためマーケットは再び「トランプ関税」に移行した印象が強く、“リスク通貨売り/逃避通貨買い”が加速しています。
『来月1日にカナダ・メキシコへ25%関税を課す』
改めてトランプ米大統領が表明したこともあり、米10年債利回りは“昨年12月20日以来(→4.48%)”へと低下する中、ドル円は“153.793円”へと下値を拡大しています。
もっともNYタイム中盤には“前日終値(4.53%)”を上回るなど、まだ“方向感定まらず”から脱したとはいい難いのが実状となります。
こうしてドル円も“154円半ば(戻り高値は154.498円)”へと値を戻し、そのまま昨日の取引を終えています。
◆ どちらの反応になるかも微妙…? - トランプ関税
…となると本日も「トランプ政策の行方」が要注目ということになります。
ただし「トランプ関税」は“米インフレ高止まり→米利下げ観測後退”とも見方が優勢である反面、“世界経済鈍化→リスク回避”となる要素も含んでいるだけに…?
“何が飛び出すかわからない”といった類である以上、まだ“方向感定まらず”は継続と見ざるを得ないところです。
引き続き、リスクは“上方向ではなく下方向”との見方を堅持しながら…。
◆ ドル円 抵抗・支持ライン
※ボラティリティが拡大していますので、いつもより値幅を拡大しています。
156.331(20日移動平均線、日足・一目均衡表基準線、1/10~1/27の50%戻し)
156.249(1/27高値)
155.968(1/28高値、大台)
155.894(ピボット2ndレジスタンス)
155.788(1/29高値)
155.455(1/28~1/30の76.4%戻し)
155.246(1/30高値、日足・一目均衡表転換線)
上値5:155.137(1/28~1/30の61.8%戻し、ピボット1stレジスタンス)
上値4:155.028(-1σ、大台)
上値3:154.915(50日移動平均線、1/28~1/30の50%戻し)
上値2:154.624(1/28~1/30の38.2%戻し)
上値1:154.494(日足・一目均衡表先行スパン上限)
前営業日終値:154.283
下値1:154.000(大台)
下値2:153.793(1/30安値、週足・一目均衡表転換線)
下値3:153.715(1/27安値、12/3~1/10の50%押し水準)
下値4:153.635(ピボット1stサポート、-2σ)
下値5:153.334(12/18安値、日足・一目均衡表先行スパン下限)
153.168(12/17安値)
153.000(大台、ピボット2ndサポート)
152.841(200日移動平均線)
《10:45》
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