◆ “巻き戻し”先行… - “156円手前”へ反発
いわゆる「ディープシークショック」に伴った“リスク回避姿勢”、一旦一服しました。
このため昨日は“巻き戻し”が先行し、これに「トランプ発言(外国製コンピューターチップ&半導体に関税を課す方針)」が加わりました。
ドル円は“156円手前(高値は155.968円)”へ一気に上昇するなど、“巻き戻し”は顕著といえます。
一方で“156円台”に乗せ切るには至っておらず、“前日高値(156.249円)”を窺うこともありませんでした。
このためそこから先は“上値の重さ”が目立ち、緩やかながらも“上値を削って”昨日の取引を終えています。
◆ 結果を見るまでは“動きづらい”…? - FOMC
本日は「FOMC」を控えているだけに、“様子見(方向感不在)”と見るのが自然です。
ただし“流動性低下”も想定されるだけに、“不意な揺れ動き”につながらないとも限らない点には注意が必要ともいえます。
今回は“据え置き”が確実視されていますので、政策判断そのものが波乱要因となるケースは想定しづらいと見るのが自然です。
ただ次回(3月)に関しては、短期金融市場で「0.25%利下げ」が“30%程度”織り込まれていますので、その後の「パウエルFRB議長会見」は要注意といえそうです。
ここで何らかの示唆があるのか?それとも“タカ派姿勢”のままか?
◆ それでも「中国休場」「月内最終応当日」が重なるだけに・・・!?
基本的には“この結果次第”ということになりますが、ただ昨日からの「中国休場」に加えて、本日は「スポット取引の月内最終応当日」となるだけに・・・。
それまでは“様子見(方向感不在)”と見るのが自然ではありますが、やはり“不意な揺れ動き”には注意しておきたいところです。
◆ ドル円 抵抗・支持ライン
※FOMCが予定されていますので、さらに値幅を拡大しております。
156.902(1/10~1/27の61.8%戻し)
156.825(ピボット2ndレジスタンス)
156.752(1/23高値)
上値5:156.671(20日移動平均線)
上値4:156.580(1/24高値)
上値3:156.249(1/27高値、日足・一目均衡表基準線、1/10~1/27の50%戻し)
上値2:156.172(ピボット1stレジスタンス)
上値1:155.968(1/28高値、大台)
前営業日終値:155.520(-1σ)
下値1:155.234(日足・一目均衡表転換線)
下値2:155.101(1/27~1/28の38.2%押し)
下値3:154.953(50日移動平均線、大台)
下値4:154.837(1/27~1/28の50%押し)
下値5:154.663(ピボット1stサポート)
154.572(1/27~1/28の61.8%押し)
154.450(1/28安値、-2σ)
154.244(1/27~1/28の76.4%押し)
154.068(日足・一目均衡表先行スパン上限、大台)
《10:25》