<注目銘柄>=Jエレベータ、国内保守シェア拡大中
ジャパンエレベーターサービスホールディングス<6544.T>は昨年11月27日安値2575円を底に下値が切り上がっており注目したい。
同社はエレベーターの保守・点検・メンテナンス及びリニューアルの独立系最大手。日本のエレベーターメンテナンスはメーカー系列の子会社が行うことがほとんどで、その市場シェアは約8割を占めているが、なかで同社はメーカー系に対しては価格競争力、同じ独立系に対しては独自のリモート遠隔点検サービスなど、技術力に基づくサービス力で差別化を図りシェアを伸ばしている。
昨年11月12日に発表した25年3月期上期決算は、保守・保全業務で保守契約台数が堅調に推移したほか、リニューアル業務における営業体制の強化や部品供給停止物件の提案強化などが奏功。営業利益は39億2600万円(前年同期比30.6%増)と大幅増益となった。25年3月期通期では同80億円(前期比17.3%増)を見込む。
国内エレベーター市場は、純正パーツ供給停止対象モデルの広がりを背景に、リニューアル需要が高まっており、なかで同社はリニューアル案件から保守拡大につなげるビジネスを推進。これによる国内保守シェアを拡大させているが、それでも同社のシェアは1割に満たないとみられており、新規進出エリアを中心に拡大の余地は十分にある。リニューアル需要の獲得による売上高の拡大は当面続くとみられ、27年3月期までに営業利益120億円を目指す中期経営計画は十分達成可能とみられている。(仁)
出所:MINKABU PRESS
同社はエレベーターの保守・点検・メンテナンス及びリニューアルの独立系最大手。日本のエレベーターメンテナンスはメーカー系列の子会社が行うことがほとんどで、その市場シェアは約8割を占めているが、なかで同社はメーカー系に対しては価格競争力、同じ独立系に対しては独自のリモート遠隔点検サービスなど、技術力に基づくサービス力で差別化を図りシェアを伸ばしている。
昨年11月12日に発表した25年3月期上期決算は、保守・保全業務で保守契約台数が堅調に推移したほか、リニューアル業務における営業体制の強化や部品供給停止物件の提案強化などが奏功。営業利益は39億2600万円(前年同期比30.6%増)と大幅増益となった。25年3月期通期では同80億円(前期比17.3%増)を見込む。
国内エレベーター市場は、純正パーツ供給停止対象モデルの広がりを背景に、リニューアル需要が高まっており、なかで同社はリニューアル案件から保守拡大につなげるビジネスを推進。これによる国内保守シェアを拡大させているが、それでも同社のシェアは1割に満たないとみられており、新規進出エリアを中心に拡大の余地は十分にある。リニューアル需要の獲得による売上高の拡大は当面続くとみられ、27年3月期までに営業利益120億円を目指す中期経営計画は十分達成可能とみられている。(仁)
出所:MINKABU PRESS
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