アルヌール、フューチャーフィード社カギケノリ陸上養殖工場を視察

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最新投稿日時:2025/01/14 18:48 - 「アルヌール、フューチャーフィード社カギケノリ陸上養殖工場を視察」(PR TIMES)

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アルヌール、フューチャーフィード社カギケノリ陸上養殖工場を視察

配信元:PR TIMES
投稿:2025/01/14 18:48
~カギケノリ養殖のリーディングカンパニーとの連携でカギケノリ生産を加速!~

パス株式会社(東京都渋谷区: 東証スタンダード市場 コード番号3840)の連結子会社である株式会社アルヌール(東京都渋谷区、以下、アルヌール)は、アスパラゴプシス(以下、「カギケノリ」)のリーディングカンパニーで世界的なライセンスを有するFutureFeed(オーストラリア クィーンズランド州、以下、フューチャーフィード社)の西オーストラリア州フリーマントルにある生産工場を視察したことをご報告いたします。



カギケノリは牛のゲップ由来メタン発生を抑制する効果があるとして注目を集めている海藻です。しかしながら、天然のカギケノリだけでは全国の牛に与えるには到底量が足りません。そこで、アルヌールでは海洋と陸上の両面でカギケノリ養殖を目指し技術開発を行っております。
この度、カギケノリ養殖のリーディングカンパニーであるフューチャーフィード社の西オーストラリア州フリーマントル工場を視察し、培養技術や生産体制などについて情報交換を行いました。研究者同士の議論を通じてアルヌールが課題としていた点に対する解決策が見つかるなど、大変意義深い視察となりました。アルヌールでは今回の結果をもとにさらなる最適な養殖条件の検討を重ね、陸上養殖の大規模化に取り組んでまいります。



●フューチャーフィード社工場視察による成果
オーストラリアで実績のあるフューチャーフィード社の工場を実際に見学することで、アルヌールのカギケノリ生産体制を飛躍的に加速させることができると考えます。具体的には下記のような3つの点が重要です。

1.カギケノリ養殖における研究者ネットワークの構築
 学術的にもカギケノリに関して世界で最も膨大な知見を有するフューチャーフィード社の研究者と直接議論することにより、培養に関する課題の解決策を議論することができました。日本とオーストラリアで距離は離れていますが、今後とも研究者同士の密なやり取りを継続してまいります。

2. カギケノリ養殖における研究開発のコスト削減と効率化
 世界中のカギケノリ研究に精通するフューチャーフィード社の協力により、プロセスを最適化することで研究開発にかかる時間とコストを大幅に削減することができると考えます。オーストラリアで既に実証されている確かな技術を応用することで、効率的にプロジェクトを進めてまいります。

3. カギケノリ収穫後の加工プロセスの効率化
 培養したカギケノリをどのように扱うべきであるのか、実際に稼働している工場を視察することでその規模感と運用について重要な知見を得ることができました。経験と実績をもつフューチャーフィード社と連携できたからこその成果であり、日本での稼働計画に活かしてまいります。




◆カギケノリ養殖生産量アップを目指した培養試験の提供
 アルヌールでは経験豊富な研究員が先進的な技術を駆使して日々研究開発を行っています。現在、カギケノリを含む藻類の培養でバイオスティミュラントを用いた場合の検証実験なども提供いたします。バイオスティミュラントを用いることで、生育速度や生育量が上昇する場合には培養時間の短縮につなげることができます。また、藻類の持つ機能性成分の含有率の上昇にも寄与する可能性があります。その他、アルヌールでは下記のような技術の提供を行っております。お気軽にお問い合わせください。
《微細藻類の培養技術の導入、培養における専門技術提供、藻類育成技術の普及、バイオリアクター技術の提供、先進的な藻類培養ソリューションの提供、藻類内容物の抽出・精製方法の研究など》

■Kaginowaについて https://kaginowa.com
  本プロジェクトでは、「カギケノリ」の生息地である鹿児島県の山川町漁業協同組合と、藻類の培養技術を持つアルヌールと共同で「カギケノリ」の研究と養殖方法確立により安定供給と海洋養殖による藻場の回復拡大を目指し、本来の海を取り戻す活動を行ってまいります。
また今後は、本プロジェクトに参加する自治体や企業を募り、海洋国家である日本において「カギケノリ」の大量養殖を海洋及び陸上と両側面にて養殖技術の開発および「カギケノリ」による「牛のゲップ由来メタン」の削減効果のある飼料の開発により持続可能な社会の実現を目指していきます。

■株式会社アルヌールについて https://www.alnur.jp/
会 社 名:株式会社アルヌール 
本 社:東京都渋谷区神宮前六丁目17番11号 JPR原宿ビル
R&Dセンター:東京都豊島区高田一丁目25番3号 
事 業 概 要:微細藻類の培養装置及びそのオペレーションノウハウを基幹技術とした、バイオメディカル・ヘルスケア分野及びCO2削減等環境分野における研究・開発及びその技術提供、関連商品販売。
海藻の一種である「カギケノリ」の力で、日本の畜産と漁業を未来へとつないでいく環境プロジェクト
「Kaginowa」運営 https://kaginowa.com/

■フューチャーフィード社について https://www.future-feed.com/
フューチャーフィード社は、メタン削減のための家畜飼料原料としての「カギケノリ」の利用に関する国際的な知的財産(IP)を保有している。また、メタン削減のための使用方法、生産性向上のための使用方法、植物油を使った「カギケノリ」製品の製造工程に関する特許および特許出願も保有している。フューチャーフィード社は、この天然のメタン削減飼料技術の商業化を推進するため、CSIROによって2020年に設立された。

会 社 名:FutureFeed
Company name: FutureFeed
住所:Office 1503, Level 15, 127 Creek Street, Brisbane, QLD 4000, Australia
Address: Office 1503, Level 15, 127 Creek Street, Brisbane, QLD 4000, Australia


<報道関係の方からのお問い合わせ>
株式会社アルヌール PR担当
E-Mail:info@alnur.jp
配信元: PR TIMES

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