◆ レンジ切り上げ - “158円半ば”へ上値模索
前日に発生した“下へ上への乱高下”は、やはり“上方向”への流れを作りました。
その流れに沿う格好で、ドル円は東京タイム中盤にかけて“158.412円”へと駆け上がっています。
その後は「利益確定売り+円安けん制発言」から“157.358円”へと押し戻されましたが、昨日発表の米経済指標も“強め”となったことで切り返しています。
こうして米10年債利回りが“24/4/26以来最高(→4.69%)”へと上昇する中、ドル円は再び“158.418円”へと押し上げられるなど、幅広い通貨に対して“ドル買い”が進行しています。
◆ 目先は“上値が押さえられ”やすく、“様子見”も重なるが・・・?
昨日も記したように、次なる上値メドは“24/7/16高値(158.850円)”と見られます。
このため現在は当該ラインを前に“上値が押さえられる”という状況といえますが、一方で「介入催促相場」に突入した印象は否めないところがあります。
そうなると“ポジション調整(利益確定売り)”に押されやすいとはいえども、“下値はしっかり”と考えるのが妥当なところ…?
明日9日は「カーター元大統領を偲ぶ国民追悼の日」ということで、「新規失業保険申請件数」は本日に“前倒し”となっています。
このため「ADP雇用統計」に「新規失業保険申請件数」が加わることで、“雇用関連”にはより注目が集まると見られます。
それだけに“結果を見極めたい”との思惑が台頭しやすく、それまでは“様子見”となる可能性も否めませんが、“下値はしっかり”との見方は堅持したいところです。
後はその結果次第…。
◆ ドル円 抵抗・支持ライン
※ボラティリティが拡大していますので、いつもより値幅を拡大しています。
160.254(+2σ)
160.000(大台)
159.597(ピボットハイブレイクアウト)
159.441(7/12高値)
159.000(大台、ピボット2ndレジスタンス)
上値5:158.850(7/16高値)
上値4:158.623(7/17高値)
上値3:158.537(ピボット1stレジスタンス)
上値2:158.418(1/7高値)
上値1:158.157(+1σ)
前営業日終値:158.066(大台)
下値1:157.580(1/6~1/7の38.2%押し)
下値2:154.477(ピボット1stサポート)
下値3:157.358(1/7安値、1/6~1/7の50%押し)
下値4:157.217(日足・一目均衡表転換線)
下値5:157.061(1/6~1/7の61.8%押し、大台)
156.887(ピボット2ndサポート)
156.741(1/6~1/7の76.4%押し)
156.429(1/2安値、ピボットローブレイクアウト)
156.223(1/6安値、20日移動平均線)
156.082(週足・一目均衡表先行スパン上限)
156.016(12/31安値、大台)
《10:40》
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