*16:34JST 冨士ダイス Research Memo(4):2025年3月期は増収減益。回復が遅れ、16.0%営業減益を予想
■冨士ダイス<6167>の今後の見通し
2025年3月期の連結業績予想は、売上高17,000百万円(前期比1.9%増)、営業利益680百万円(同16.0%減)、経常利益850百万円(同3.6%減)、親会社株主に帰属する当期純利益590百万円(同16.8%減)と下方修正した。中間期業績が計画未達となったこと、引き続き下期に顧客による在庫調整の影響が残ることによる。
2025年3月期の主要産業分類別(単体ベース)の売上予想も期初計画を変更した。最大需要先の輸送用機械向けは2,900百万円(前期比3.9%増)を予想している。EV向けモーターコア製品や次世代自動車対応製品の需要増を見込むものの、依然として自動車部品メーカーの在庫調整が解消せず、下期は前年同期と横ばい程度の見通しから伸び悩む見込みである。鉄鋼向けは2,680百万円(同5.3%減)予想である。海外向け熱間圧延ロールが堅調に推移するほか、下期は自動車生産に連動し低調な状態が続く見込みのため、上期の落ち込みを挽回できないとしている。非鉄金属・金属製品向けは2,010百万円(同14.1%減)の予想で、海外向け溝付きロールの不振が継続する見込みである。電機・電子部品向けは1,410百万円(同2.1%減)の予想としている。下期に新型EV丸形LIB向けの拡大が見込まれるほか、角型LIB向けなど新規需要や半導体向けの回復などにより下期は前年同期で増収を見込むものの、上期の落ち込みをカバーできないとしている。生産・業務用機械は2,210百万円(同8.3%増)と、半導体製造装置向け・光学素子向けが堅調に推移する見通しである。金型・工具向け素材は2,460百万円(同7.4%増)で、下期に半導体関連向け素材の拡販が寄与するものと見ている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 岡本 弘)
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2025年3月期の連結業績予想は、売上高17,000百万円(前期比1.9%増)、営業利益680百万円(同16.0%減)、経常利益850百万円(同3.6%減)、親会社株主に帰属する当期純利益590百万円(同16.8%減)と下方修正した。中間期業績が計画未達となったこと、引き続き下期に顧客による在庫調整の影響が残ることによる。
2025年3月期の主要産業分類別(単体ベース)の売上予想も期初計画を変更した。最大需要先の輸送用機械向けは2,900百万円(前期比3.9%増)を予想している。EV向けモーターコア製品や次世代自動車対応製品の需要増を見込むものの、依然として自動車部品メーカーの在庫調整が解消せず、下期は前年同期と横ばい程度の見通しから伸び悩む見込みである。鉄鋼向けは2,680百万円(同5.3%減)予想である。海外向け熱間圧延ロールが堅調に推移するほか、下期は自動車生産に連動し低調な状態が続く見込みのため、上期の落ち込みを挽回できないとしている。非鉄金属・金属製品向けは2,010百万円(同14.1%減)の予想で、海外向け溝付きロールの不振が継続する見込みである。電機・電子部品向けは1,410百万円(同2.1%減)の予想としている。下期に新型EV丸形LIB向けの拡大が見込まれるほか、角型LIB向けなど新規需要や半導体向けの回復などにより下期は前年同期で増収を見込むものの、上期の落ち込みをカバーできないとしている。生産・業務用機械は2,210百万円(同8.3%増)と、半導体製造装置向け・光学素子向けが堅調に推移する見通しである。金型・工具向け素材は2,460百万円(同7.4%増)で、下期に半導体関連向け素材の拡販が寄与するものと見ている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 岡本 弘)
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