株式会社J-オイルミルズ(東京都中央区、代表取締役社長執行役員 CEO:佐藤 達也 以下当社)は、2025年の年頭にあたり、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
2024年の振り返り
平素は格別のお引き立てを賜り、厚くお礼申し上げます。皆様におかれましては、健やかに新春をお迎えのこととお喜び申し上げます。
2024年を振り返ると、インバウンド需要の拡大など明るい兆しもある一方、物流費や資材コストの高騰、エネルギーコストの高止まり、円安の進行など厳しい環境が続きました。また、オリーブオイルに関してはオリーブの2年連続不作により記録的な減産となり、史上最高値を更新しました。
厳しい環境下、当社では油の価値に見合った適正な価格での販売に努めるとともに、家庭用では紙パックの食用油「スマートグリーンパック(R)」シリーズや油の使用量も油ハネも半分にするJOYL「AJINOMOTO ダブルハーフ」など付加価値を持った商品の拡販や、価格が高騰するオリーブオイルにおいて、ブレンド品を投入することで、ご支持をいただきました。業務用においては、市場の回復に伴い、人手不足などの課題が顕在化する中、長持ち油「長徳(R)」シリーズや、調味油・調理油「JOYL PRO(R)」シリーズなどお客様の負荷を低減する商品の価値を評価いただきました。
スペシャリティフード事業においては、10周年を迎えたマーガリンブランド「グランマスター(R)」シリーズや、食感改良や歩留まり向上といった付加価値を有する業務用スターチ製品「テクスデザイン」シリーズなどの拡販に注力しました。また、経営基盤強化を図るため、これまで長きにわたりご愛顧いただいた家庭用マーガリン類事業を終了しました。苦渋の決断でしたが、当社の将来を見据え、持続的成長を果たすための決断ですので、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。
当社は2004年7月に3社が統合して発足し、2024年7月1日に、創立20周年を迎えることができました。ここまで成長できたのは、当社の発展をサポートしてくださったお客様、当社製品をご愛顧いただいている生活者の皆様、日ごろから温かくご支援いただいているステークホルダーの皆様のお陰であり、改めて感謝申し上げます。
2025年の抱負
私は社長就任後「復活と成長」をテーマに当社の経営にあたってまいりました。コロナ禍や原料価格高騰の影響もあり、ここ数年厳しい期間が続きましたが、着実に構造改革を推し進め、経営基盤を強化することで、昨年度、コロナ禍以前の利益水準に「復活」を果たすことができました。しかしながら、その先の「成長」はまだ課題があると認識しています。2025年は「成長」に向け、全社を挙げて多面的なチャレンジに取り組んでまいります。当社は国内の油脂事業への依存度が高く、従来の延長では当社の持続的成長は厳しいと考えています。国内の油脂事業を大事に伸ばしていきながら、海外事業の拡大や非連続成長によって収益の多様化を図ってまいります。
創立以来、人々の生活に欠かせない油脂製品を安定的に供給することを使命に歩んできました。当社の前身である3社は、それぞれ100年以上の長い歴史を有しており、その歴史のなかで磨き上げてきた各社の特長、強みがあります。今ここに私たちが存在しているのは、これまでの長い歴史を通してお客様をはじめとする多くのステークホルダーの皆様に支えていただいたお陰です。その期待に応えるためにも、これまで以上に「おいしさデザイン(R)」企業として、油脂・油脂加工品、粉末油脂、スターチなどさまざまな素材や技術力、独自の顧客接点を活かして、食の課題を解決するソリューション力を高め、2025年も引き続き「低負荷」や「機能性」など差別化された強みに一層磨きをかけてまいります。
目指すべき未来「Joy for Life(R) -食で未来によろこびを-」の実現に向け、ステークホルダーの皆様に「おいしさ×健康×低負荷」をキーワードとする新たな価値の製品・サービスを提供いたします。成長の道筋を示し、「J-オイルミルズは変革する」と期待していただけるよう、スピード感をもって事業に邁進してまいりますので、本年も変わらぬご支援をお願い申し上げますとともに、皆様のご繁栄とご健勝を祈念申し上げて新年のご挨拶とさせていただきます。
株式会社 J-オイルミルズ
代表取締役社長執行役員 CEO
佐藤 達也
株式会社J-オイルミルズ
株式会社J-オイルミルズ(東証プライム市場、証券コード2613)は2004 年に製油業界の3社が統合して誕生した、味の素グループの食用油メーカーです。JOYL「AJINOMOTO オリーブオイル」をはじめとする油脂製品を主力とし、特に業務用油脂では高いシェアを誇ります。マーガリン類、油糧(ミール)、スターチ、機能性素材など幅広い事業を展開しており、プラスチック使用量を6割以上※削減した紙パックの食用油「スマートグリーンパック(R)」シリーズやCFP(Carbon Footprint of Products)マークを取得した業務用の長持ち油「長徳(R)」シリーズなど、植物由来の原料から価値を引き出し「おいしさ×健康×低負荷」の実現を目指しています。
詳細については https://www.j-oil.com/ をご参照ください。
※ 当社計算。従来のプラスチック製の同容量帯容器と比較した場合。
2024年の振り返り
平素は格別のお引き立てを賜り、厚くお礼申し上げます。皆様におかれましては、健やかに新春をお迎えのこととお喜び申し上げます。
2024年を振り返ると、インバウンド需要の拡大など明るい兆しもある一方、物流費や資材コストの高騰、エネルギーコストの高止まり、円安の進行など厳しい環境が続きました。また、オリーブオイルに関してはオリーブの2年連続不作により記録的な減産となり、史上最高値を更新しました。
厳しい環境下、当社では油の価値に見合った適正な価格での販売に努めるとともに、家庭用では紙パックの食用油「スマートグリーンパック(R)」シリーズや油の使用量も油ハネも半分にするJOYL「AJINOMOTO ダブルハーフ」など付加価値を持った商品の拡販や、価格が高騰するオリーブオイルにおいて、ブレンド品を投入することで、ご支持をいただきました。業務用においては、市場の回復に伴い、人手不足などの課題が顕在化する中、長持ち油「長徳(R)」シリーズや、調味油・調理油「JOYL PRO(R)」シリーズなどお客様の負荷を低減する商品の価値を評価いただきました。
スペシャリティフード事業においては、10周年を迎えたマーガリンブランド「グランマスター(R)」シリーズや、食感改良や歩留まり向上といった付加価値を有する業務用スターチ製品「テクスデザイン」シリーズなどの拡販に注力しました。また、経営基盤強化を図るため、これまで長きにわたりご愛顧いただいた家庭用マーガリン類事業を終了しました。苦渋の決断でしたが、当社の将来を見据え、持続的成長を果たすための決断ですので、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。
当社は2004年7月に3社が統合して発足し、2024年7月1日に、創立20周年を迎えることができました。ここまで成長できたのは、当社の発展をサポートしてくださったお客様、当社製品をご愛顧いただいている生活者の皆様、日ごろから温かくご支援いただいているステークホルダーの皆様のお陰であり、改めて感謝申し上げます。
2025年の抱負
私は社長就任後「復活と成長」をテーマに当社の経営にあたってまいりました。コロナ禍や原料価格高騰の影響もあり、ここ数年厳しい期間が続きましたが、着実に構造改革を推し進め、経営基盤を強化することで、昨年度、コロナ禍以前の利益水準に「復活」を果たすことができました。しかしながら、その先の「成長」はまだ課題があると認識しています。2025年は「成長」に向け、全社を挙げて多面的なチャレンジに取り組んでまいります。当社は国内の油脂事業への依存度が高く、従来の延長では当社の持続的成長は厳しいと考えています。国内の油脂事業を大事に伸ばしていきながら、海外事業の拡大や非連続成長によって収益の多様化を図ってまいります。
創立以来、人々の生活に欠かせない油脂製品を安定的に供給することを使命に歩んできました。当社の前身である3社は、それぞれ100年以上の長い歴史を有しており、その歴史のなかで磨き上げてきた各社の特長、強みがあります。今ここに私たちが存在しているのは、これまでの長い歴史を通してお客様をはじめとする多くのステークホルダーの皆様に支えていただいたお陰です。その期待に応えるためにも、これまで以上に「おいしさデザイン(R)」企業として、油脂・油脂加工品、粉末油脂、スターチなどさまざまな素材や技術力、独自の顧客接点を活かして、食の課題を解決するソリューション力を高め、2025年も引き続き「低負荷」や「機能性」など差別化された強みに一層磨きをかけてまいります。
目指すべき未来「Joy for Life(R) -食で未来によろこびを-」の実現に向け、ステークホルダーの皆様に「おいしさ×健康×低負荷」をキーワードとする新たな価値の製品・サービスを提供いたします。成長の道筋を示し、「J-オイルミルズは変革する」と期待していただけるよう、スピード感をもって事業に邁進してまいりますので、本年も変わらぬご支援をお願い申し上げますとともに、皆様のご繁栄とご健勝を祈念申し上げて新年のご挨拶とさせていただきます。
株式会社 J-オイルミルズ
代表取締役社長執行役員 CEO
佐藤 達也
株式会社J-オイルミルズ
株式会社J-オイルミルズ(東証プライム市場、証券コード2613)は2004 年に製油業界の3社が統合して誕生した、味の素グループの食用油メーカーです。JOYL「AJINOMOTO オリーブオイル」をはじめとする油脂製品を主力とし、特に業務用油脂では高いシェアを誇ります。マーガリン類、油糧(ミール)、スターチ、機能性素材など幅広い事業を展開しており、プラスチック使用量を6割以上※削減した紙パックの食用油「スマートグリーンパック(R)」シリーズやCFP(Carbon Footprint of Products)マークを取得した業務用の長持ち油「長徳(R)」シリーズなど、植物由来の原料から価値を引き出し「おいしさ×健康×低負荷」の実現を目指しています。
詳細については https://www.j-oil.com/ をご参照ください。
※ 当社計算。従来のプラスチック製の同容量帯容器と比較した場合。
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