ドル円、157円付近に戻す 株高で年末のリスク回避が一服=NY為替序盤
きょうのNY為替市場、ドル円は前日の流れが加速し、一旦156円台前半まで下げ幅を拡大していたが、NY時間にかけてその下げを取り戻し、157円ちょうど付近まで戻している。前日の米金融市場はリスク回避の雰囲気が広がり、為替市場もドル買い・円買いの動きが強まった。ただ、本日から東京勢が正月休みに入り、円の流動性も小さくなる中、前日のリスク回避のきっかけとなった米株式市場が時間外で買い戻されていることでドル円も上昇している模様。
あくまで年末のポジション調整の範囲でドル円は来年も上昇が期待されている。7-9月期にドル円を下落させた円キャリー取引の大規模な巻き戻しはないと見られている。実際、前日に米商品先物協会(CFTC)が発表した建玉報告によると、レバレッジ・ファンド勢の円ショートは拡大していた。
主要各国が利下げの中、主要国で唯一利上げを実施している日銀だが、来年も今年以上に注目が集まりそうだ。最近の日銀からの発言を受けて1月の利上げ期待は後退。一部のアナリストは、来年末までに政策金利が1%に達すると市場の一部は見ているようだが、それは行き過ぎだと述べている。
ドル円は4年連続で年足陽線となりそうだ。2025年にも同じことが実現するには、1980年代半ば以来の高値まで上昇する必要があるかもしれないとの声も聞かれた。
なお、日本時間0時のNYカットでのオプションの期日到来は観測されていない。
31日(火)
なし
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
あくまで年末のポジション調整の範囲でドル円は来年も上昇が期待されている。7-9月期にドル円を下落させた円キャリー取引の大規模な巻き戻しはないと見られている。実際、前日に米商品先物協会(CFTC)が発表した建玉報告によると、レバレッジ・ファンド勢の円ショートは拡大していた。
主要各国が利下げの中、主要国で唯一利上げを実施している日銀だが、来年も今年以上に注目が集まりそうだ。最近の日銀からの発言を受けて1月の利上げ期待は後退。一部のアナリストは、来年末までに政策金利が1%に達すると市場の一部は見ているようだが、それは行き過ぎだと述べている。
ドル円は4年連続で年足陽線となりそうだ。2025年にも同じことが実現するには、1980年代半ば以来の高値まで上昇する必要があるかもしれないとの声も聞かれた。
なお、日本時間0時のNYカットでのオプションの期日到来は観測されていない。
31日(火)
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MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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