「ポジション調整主体」は緩みがち…!? - ドル円

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最新投稿日時:2024/12/30 11:15 - 「「ポジション調整主体」は緩みがち…!? - ドル円」(武市佳史)

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「ポジション調整主体」は緩みがち…!? - ドル円

著者:武市佳史
投稿:2024/12/30 11:15

◆ “流動性回帰”は叶わず・・・ - “157円台”で膠着


クリスマス休暇を明けた欧州勢がマーケットに回帰したものの、流動性は回帰し切れない状況は続きました。
このため「新規のポジション構築」は相変わらず手控えられたままであり、「ポジション調整主体」の展開を余儀なくされています。
こうして3日連続で“4.6%台”へ上昇した米10年債利回りに引っ張られる格好で“157.950円”へ上値を伸ばしたドル円でしたが、“158円台”に到達することはありませんでした。

◆ ただ本日より「2025年取引」は実質スタート


“動意の乏しい”を地で往く展開といわざるを得ませんが、ただ本日から「2025年取引(スポット取引の受け渡しが年明け)」が実質的にスタートします。
「日銀1月利上げ見送り」「米利下げペース鈍化」との思惑がある以上、金利面を背景にした“ドル買い・円売り”には高水準で“安心感”が台頭しやすいと見るのが妥当な状況ともいえます。

テクニカル的なポイントとなるのは、先週末も記した“7/16高値(158.850円)”と見られます。
当該水準を「このまま窺うのか…?」、それとも円買い介入(口先介入含む)を警戒して「足踏みするのか…?」はまだ微妙ですが、ただ「ポジション調整(利益確定売り)主体・・・?」は幾分緩んだと見て、神経質な揺れ動きに対峙したいところです。

◆ ドル円 抵抗・支持ライン

※年末・年始に際し、いつも少し値幅を拡大して記載しておきます。

161.000(大台)
160.000(大台)
159.441(7/12高値)
159.186(+2σ)
159.000(大台)
上値5:158.850(7/16高値)
上値4:158.623(7/17高値、ピボットハイブレイクアウト)
上値3:158.324(ピボット2ndレジスタンス)
上値2:158.085(12/26高値、ピボット1stレジスタンス)
上値1:157.950(12/27高値、大台)
前営業日終値:157.873
下値1:157.499(ピボット1stサポート)
下値2:157.350(12/27安値)
下値3:157.273(12/20~12/26の38.2%押し)
下値4:157.076(12/26安値、+1σ、12/20~12/26の50%押し、ピボット2ndサポート)
下値5:156.967(12/25安値、12/17~12/26の23.6%押し、大台)
156.890(12/24安値、ピボットローブレイクアウト)
156.771(12/20~12/26の61.8%押し)
156.461(12/20~12/26の76.4%押し)
156.286(12/23安値、12/17~12/26の38.2%押し)
155.959(12/20安値、大台)
155.855(12/3~12/26の23.6%押し)
155.710(日足・一目均衡表転換線)
155.627(12/17~12/26の50%押し、週足・一目均衡表先行スパン上限)
155.046(12/17~12/26の61.8%押し、大台)

《10:55》

武市佳史
株式会社マネーパートナーズ チーフアナリスト
配信元: 達人の予想

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