S&P投資戦略部:日本ダッシュボード
S&P投資戦略部が作成した日本を中心とした指数の月次パフォーマンスレポートです。(2024年11月29日現在)
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先進国株式全体が堅調に推移した11月であったが、日本株式は異なる動きを見せ、S&P 日本500指数は1%の下落となった。
・S&P 日本500指数の11セクター中9セクターが損失を計上し、公益事業(8%減)、ヘルスケア、情報技術(ともに5%減)がその筆頭となった。金融は9%上昇し、大幅にアウトパフォームした(前年同月比49%上昇)。
・モメンタムは今月もさらに2%上昇し(前年同月比28%上昇)、クオリティとバリューは遅れをとった。
・株式ボラティリティは世界各地で低下し、VIXは9ボル・ポイント急落して14となった。
・日本の債券も軒並み下落した。東京の消費者物価が予想を上回ったことで、日銀の12月利上げ観測が高まり、円高ドル安がさらに進んだ。
出所:S&P ダウ・ジョーンズ・インデックス LLC および/またはその関連会社。データは2024年11月29日現在(*は2024年11月28日現在を除く)。指数のパフォーマンスは、特に記載のない限り日本円でのトータル・リターンに基づきます。表にある括弧内の数値は、当該インデックスの終値に相当します。図表は説明のためのものです。過去のパフォーマンスは将来の結果を保証するものではありません。他のダッシュボードへのご登録はon.spdji.com/DashboardSignUpをご覧ください。また、詳細については、当社ウェブサイトをご参照ください。
【S&Pダウ・ジョーンズ・インデックスについて】
S&Pダウ・ジョーンズ・インデックスは、S&Pグローバルのグループ会社であり、指数ベースのコンセプトやデータおよびリサーチを提供している。S&P500(R)やダウ工業株価指数SMのような象徴的金融市場の指標を所有し、120年超にわたり、機関投資家及び個人投資家のニーズを満たす画期的で透明性の高い投資ソリューションを構築してきた。どの指数プロバイダーの指数よりも、当社の指数を基にした金融商品により多くの資金が投資されている。世界中の幅広い資産クラスをカバーする100万超の指数を算出することで、投資家が市場を計測し取引を行う方法を明示している。詳細はウェブサイト(www.spdji.com)まで。
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