タカラトミーが大幅反落、9月中間期営業利益は54%増と発表も材料出尽くし感
タカラトミー<7867.T>が大幅反落している。12日の取引終了後に発表した9月中間期連結決算は、売上高1207億900万円(前年同期比25.6%増)、営業利益123億6100万円(同54.3%増)、純利益84億5400万円(同50.6%増)と大幅増益となったものの、目先の材料出尽くし感から売られているようだ。タカラトミーで「トミカ」をはじめとした定番ブランドが好調に推移したほか、昨年7月に日本及びアジアで展開を開始した現代版ベーゴマ「BEYBLADE X」の欧米向け輸出を開始したことが寄与した。また、「ぬいぐるみ」などのポケットモンスター関連商品が伸長したタカラトミーアーツやキャラクターの人気継続やインバウンド需要で好調だったキデイランドなど国内主要子会社が好調だったほか、アジアも堅調に推移した。
なお、25年3月期通期業績予想は、売上高2400億円(前期比15.2%増)、営業利益230億円(同22.2%増)、純利益145億円(同47.8%増)の従来見通しを据え置いている。
出所:MINKABU PRESS
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