ツバキナカが後場急落、ボールねじの品質検査でデータ改ざん発覚と開示◇
ツバキ・ナカシマ<6464.T>が後場に急落した。11日午後1時、リニア事業の郡山工場で製造するボールねじに関し、品質検査項目の一部で測定数値の改ざんが行われていたことが発覚したと発表した。同社はボールねじ事業の売却を予定していたが、今回の発表を受けて、ミネベアミツミ<6479.T>は12月10日に取得を予定していた同事業について、調査結果や品質不正による対象事業への影響などを慎重に精査したうえで、事業の取得の実行の可否や条件、実施日を決定すると開示した。ツバキナカに対しては、事業の選択と集中に向けた取り組みが修正されることによる悪影響などを懸念した売りが出たようだ。ツバキナカは特別調査委員会を10月16日に設置。同委員会からの調査に全面的に協力し、全容解明とともに速やかな再発防止策の策定・実行に努める方針を示している。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:MINKABU PRESS
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