*18:46JST 日本動物高度医療センター---2Qは2ケタ増収・大幅増益、初診数・総診療数・手術数が増加
日本動物高度医療センター<6039>は7日、2025年3月期第2四半期(24年4月-9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比29.6%増の25.69億円、営業利益が同119.6%増の3.50億円、経常利益が同131.3%増の3.51億円、親会社株主に帰属する中間純利益が同148.4%増の2.42億円となった。
既存病院では順調に獣医師の採用が進み診療受入能力が向上したことにより、診療数は大幅に増加した。2023年6月に診療を開始した大阪病院は、診療体制が予定通り整ったことに加え、セミナー開催等により関西を中心に連携病院との関係を強化したことや、5月に稼働を開始した放射線治療施設(川崎本院に続き2施設目)が、動物への負担が少ない治療を選択したい飼い主のニーズを背景に好評であること等から、開院から12ヶ月後の2024年5月に単月黒字化を達成し、以降も順調に推移した。その結果、二次診療サービスにおいては、初診数(新規に受け入れた症例数)は4,981件(前年同期比29.2%増)、総診療数(初診数と再診数の合計)は17,089件(前年同期比26.9%増)、手術数は1,502件(前年同期比29.8%増)となった。また、連携病院数は4,551病院となり、前年同期から191件増加した。画像診断サービスは、引き続き一次診療施設への営業活動を強化したが、一部施設においてMRIを最新機種へ入れ替える工事を行い7~8月に休業したため、検査件数は前年同期比横ばいとなった。健康管理機器レンタル・販売は、代理店との関係強化施策を継続して推進したことにより、レンタル数・販売数は前年同期比増加した。
2025年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比12.9%増の48.20億円、営業利益が同25.8%増の6.25億円、経常利益が同27.6%増の6.25億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同30.5%増の4.40億円とする期初計画を据え置いている。
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既存病院では順調に獣医師の採用が進み診療受入能力が向上したことにより、診療数は大幅に増加した。2023年6月に診療を開始した大阪病院は、診療体制が予定通り整ったことに加え、セミナー開催等により関西を中心に連携病院との関係を強化したことや、5月に稼働を開始した放射線治療施設(川崎本院に続き2施設目)が、動物への負担が少ない治療を選択したい飼い主のニーズを背景に好評であること等から、開院から12ヶ月後の2024年5月に単月黒字化を達成し、以降も順調に推移した。その結果、二次診療サービスにおいては、初診数(新規に受け入れた症例数)は4,981件(前年同期比29.2%増)、総診療数(初診数と再診数の合計)は17,089件(前年同期比26.9%増)、手術数は1,502件(前年同期比29.8%増)となった。また、連携病院数は4,551病院となり、前年同期から191件増加した。画像診断サービスは、引き続き一次診療施設への営業活動を強化したが、一部施設においてMRIを最新機種へ入れ替える工事を行い7~8月に休業したため、検査件数は前年同期比横ばいとなった。健康管理機器レンタル・販売は、代理店との関係強化施策を継続して推進したことにより、レンタル数・販売数は前年同期比増加した。
2025年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比12.9%増の48.20億円、営業利益が同25.8%増の6.25億円、経常利益が同27.6%増の6.25億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同30.5%増の4.40億円とする期初計画を据え置いている。
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