板硝子が後場に急落、欧州経済の低迷響き9月中間期は最終赤字転落
日本板硝子<5202.T>が後場に急落した。同社は8日午後2時、25年3月期の連結業績予想の修正について発表。今期の売上高予想は100億円増額し8500億円(前期比2.1%増)に見直した一方、営業利益予想は40億円減額して260億円(同27.5%減)に引き下げた。最終損益予想はトントン(前期は106億3300万円の黒字)で据え置いたものの、9月中間期では営業利益は計画を下振れして着地したほか、最終赤字に転落しており、業績動向を嫌気した売りが出たようだ
4~9月期は円安効果があって自動車用ガラスを中心に売上高は計画を上回った。一方、欧州を中心に建築用ガラス事業で販売数量と販売価格が低下した。欧州経済の大きな改善は期待できないとみて、業績予想を見直した。
出所:MINKABU PRESS
4~9月期は円安効果があって自動車用ガラスを中心に売上高は計画を上回った。一方、欧州を中心に建築用ガラス事業で販売数量と販売価格が低下した。欧州経済の大きな改善は期待できないとみて、業績予想を見直した。
出所:MINKABU PRESS
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