◆ 上下に振れるも… - “153円”を挟む揺れ動き…
やはり昨日は“下値はしっかり”との意識が台頭する中、“上値の重さ”を引きずりました。
欧州タイム中盤にかけて“152.779円”へと値を落としたものの、“前日安値(152.755円)”を下回るには至りませんでした。
一方で、予想を上回る「ADP雇用統計(+23.3万人)」を背景に“153.486円”へと戻したものの、“7/31高値(153.892円)”を窺うにも至っておりません。
こうして上下共に“面合わせ(7/31高値/10/29安値)”を演じる中、そのまま昨日の取引を終えています。
◆ サプライズは想定しづらいだけに… - 日銀会合
本日は「日銀会合」が予定されるものの、“現状維持”はほぼ確実と見られています。
このためポイントは「植田日銀総裁・記者会見」ということになりますが、同氏は先週に『時間的な余裕がある』と発言したばかりです。
そうなると「12月追加利上げ」を示唆するかは微妙といわざるを得ず、サプライズは懐疑的に見ざるを得ないところです。
そうなると「PCEコア・デフレータ(本日)」「米雇用統計(明日)」にテーマが移ると見られるだけに、“大きく動意づく”はやはり期待薄と見ざるを得ない…?
昨日は下に“面合わせ”となっただけに、目先は“上方向(ドル買い)”への思惑がやや勝るとは考えます。
それでも本日も、“下値はしっかり”とは見るものの、“上値の重さ”は引きずると考えたいところです。
◆ ドル円 抵抗・支持ライン
※ボラティリティが拡大していますので、いつもより値幅を拡大しています。
155.214(7/30高値)
155.000(大台)
154.501(+2σ)
上値5:154.368(ピボットハイブレイクアウト)
上値4:154.000(大台)
上値3:153.892(7/31高値、10/28-29高値、ピボット2ndレジスタンス)
上値2:153.657(10/29高値後の76.4%戻し、ピボット1stレジスタンス)
上値1:153.486(10/30高値、10/29高値後の61.8%戻し)
前営業日終値:153.395
下値1:153.000(大台、ピボット1stサポート)
下値2:152.755(10/29-30安値)
下値4:152.513(ピボット2ndサポート、+1σ)
下値3:152.408(10/28安値、10/25~10/28の61.8%押し)
下値5:152.247(ピボットローブレイクアウト)
152.028(10/25~10/28の76.4%押し、大台)
151.781(週足・一目均衡表先行スパン上限)
151.533(200日移動平均線)
151.457(10/25安値、日足・一目均衡表転換線)
151.381(10/8~10/28の38.2%押し)
《10:50》
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