◆ 「トランプトレード」は継続も… - “153円”を挟む揺れ動き…
いわゆる「トランプトレード」が継続する中、ドル円はNYタイム序盤にかけて再び“153.864円”へと上値を伸ばしました。
一方で注目の「JOLTS求人件数」は、“2021年1月以来最低(744.3万件)”へと落ち込みました。
主に「ハリケーンの影響」と見られますが、一部で「米労働環境の緩み」との見方が浮上したことで、またしても“面合わせ(7/31高値)”に留まっています。
もっとも「米消費者信頼感指数」は“好内容(1月以来の高水準:108.7)”となったことで、“下値の堅さ”は維持されたまま、昨日の取引を終えています。
◆ 目先金利面では“後押し”がかかりづらい…?
昨日行われた「米7年債入札」が順調に消化されたことで、米10年債利回りは結局“低下(→4.25%)”して引けています。
このため金利面では“上値の重さ”が意識されやすくなっているものの、「トランプトレード」継続とあっては“下値の堅さ”は否めないところです。
ただ“面合わせ”というテクニカルの壁をこなすには、相応のパワーが必要と見るのが妥当なところ…。
◆ 本日発表の米経済指標も“微妙”とあっては…!?
本日は「ADP雇用統計」「米7-9月GDP速報値」が予定されていますが、いずれも“前回を上回る”とは見られていません。
このため“不意のサプライズ(上振れ)”ともなれば加速する可能性が否めませんが、そうでなければ「日銀会合(31日)」「米雇用統計(1日)」を見極めたいとの思惑が働きやすい…?
“下値はしっかり”との意識は継続すると見ますが、本日に関しては“上値の重さ”も引きずると見たいところです。
となると本日も、“153円ライン”を中心とした揺れ動きと見るべきか…?
◆ ドル円 抵抗・支持ライン
※ボラティリティが拡大していますので、いつもより値幅を拡大しています。
155.214(7/30高値)
155.000(大台、ピボットハイブレイクアウト)
154.438(ピボット2ndレジスタンス)
上値5:154.243(+2σ)
上値4:154.000(大台)
上値3:153.892(7/31高値、10/28-29高値、ピボット1stレジスタンス)
上値2:153.657(10/29高値後の76.4%戻し)
上値1:153.529(10/29高値後の61.8%戻し)
前営業日終値:153.367
下値1:153.000(大台、10/29高値後の押し目)
下値2:152.755(10/29安値、ピボット1stサポート)
下値3:152.408(10/28安値、10/25~10/28の61.8%押し)
下値4:152.178(+1σ、ピボット2ndサポート)
下値5:152.028(10/25~10/28の76.4%押し、大台)
151.781(週足・一目均衡表先行スパン上限)
151.684(ピボットローブレイクアウト)
151.457(10/25安値、200日移動平均線、日足・一目均衡表転換線)
151.381(10/8~10/28の38.2%押し)
《10:40》
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