◆ ようやく“一服”、ただ“下値がしっかり”も継続…
昨日は主だった材料が見当たらない中、3連休明けの米国勢は「米10年債の買い戻し」からスタートしました。
このため上昇していた利回りは“一服→低下”となり、幅広い通貨に対して“ドル売り(戻し)”が進行しました。
こうしてドル円は欧州タイム中盤にかけて“149円割れ(安値は148.838円)”へと値を落としましたが、「米ソフトランディング期待」そのものは維持されました。
そうなると“上値の重さ”が意識されたものの“下値の堅さ”も如何ともしがたく、“149円台”へと再び押し戻されて、昨日の取引を終えています。
◆ 新たな“ポジティブ/ネガティブ”が台頭しない限り…?
オーダー状況を見ると、“149.80-150.00円”には「実需&オプションに絡むドル売りオーダー」がびっしり積み上がっているとされています。
一方で“148.80-60円(昨日安値-10/8~10/14の50%押し)”には、「押し目待ちのドル買いオーダー」が待ち構えていると聞き及びます。
当該両サイドを突破するには、相応以上の“ポジティブ/ネガティブ”が新たに必要と見るのが妥当なところ…?
それでいて本日はやや“円買い”に振れた先ほどの「安達日銀審議委員発言」を除けば、「米輸出入物価指数」くらいしか米指標は予定されておらず、後は「米大統領選を巡る思惑」くらいしか…?
“一旦の頭打ち”が意識されやすい状況ではありますが、現時点ではあくまで“ポジション調整の一環”と見ながら、引き続き神経質なマーケットと対峙したいところです。
◆ ドル円 抵抗・支持ライン
※ボラティリティが拡大していますので、いつもより値幅を拡大しています。
150.891(8/1高値、週足・一目均衡表先行スパン上限)
150.766(週足・一目均衡表基準線、月足・一目均衡表転換線、ピボットハイブレイクアウト)
150.622(20週移動平均線)
150.284(ピボット2ndレジスタンス)
上値5:150.199(50週移動平均線)
上値4:149.971(10/14高値、大台)
上値3:149.833(10/15高値)
上値2:149.740(ピボット1stレジスタンス、10/14~10/15の76.4%戻し)
上値1:149.538(10/14~10/15の61.8%戻し)
前営業日終値:149.196
下値1:149.000(大台)
下値2:148.838(10/15安値、+1σ)
下値3:148.745(ピボット1stサポート)
下値4:148.659(10/8~10/14の50%押し)
下値5:148.401(10/11安値)
148.328(10/10安値、10/8~10/14の61.8%押し、ピボット2ndサポート)
148.020(10/9安値、10/8~10/14の76.4%押し、大台)
147.949(日足・一目均衡表転換線)
147.750(ピボットローブレイクアウト)
147.346(10/8安値)
《10:50》
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