アクサスホールディングス <3536> [東証S] が10月11日大引け後(15:00)に業績・配当修正を発表。24年8月期の連結経常損益を従来予想の2億8000万円の黒字→1億0200万円の赤字(前の期は3300万円の黒字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。
会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した3-8月期(下期)の連結経常損益も従来予想の3億3800万円の黒字→4400万円の赤字(前年同期は1億円の赤字)に減額し、一転して赤字計算になる。
業績悪化に伴い、期末一括配当を従来計画の4円→2円(前の期は4円)に大幅減額修正した。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
令和6年8月期においては、売上高につきましては、為替市場の歴史的な円安の長期化やロシア・ウクライナ危機を起因とした原材料及び資源価格の高騰等により生活必需品の値上げが相次ぐ等、消費者の体感インフレが高まっている影響により、前回業績予想と比較して売上高の減少が見込まれております。 利益面につきましては、小売事業において、人口減少エリアにおける需給バランスの変化に伴い、飽和市場となっている地域の施設については、同地の不動産市況も鑑み、現状の収益と不動産賃貸事業へ転換した場合の収益の将来キャッシュ・フローを比較検討し、不動産賃貸事業への転換がより合理的である施設については、小売事業における地域社会への一定の貢献は果たしたものと判断し、同施設の不動産賃貸事業への転換を図ることにより安定した賃貸収入確保への切り替えに取り組んでおり、当連結会計年度につきましては対象となる店舗の閉店セールを実施したことにより売上総利益が減少しております。また、輸入卸売事業において、為替市場の中長期的な円安傾向に対し、アセアン諸国を中心とした輸出事業への取り組みを開始しておりますが、当連結会計年度につきましては長引く円安の影響により仕入コストが上昇したことにより売上総利益が減少しております。 営業利益につきましては、上述の売上高の減少の影響や長引く円安の影響による仕入コストの増加、また閉店セールの影響による売上総利益の減少等により、前回業績予想と比較して営業利益の減少が見込まれるため下方修正いたします。 経常利益につきましては、上述の営業利益の減少が見込まれることより、前回業績予想と比較して経常利益の減少が見込まれるため下方修正いたします。 親会社株主に帰属する当期純利益につきましては、特別利益に不動産売却に伴う不動産売却益の計上はあるものの、上述の売上高の減少及び仕入コストの増加や閉店セールに伴う売上総利益の減少の影響等により、前回業績予想と比較して親会社株主に帰属する当期純利益の減少が見込まれるため下方修正いたします。
期末配当については、1株当たり4円 00 銭(普通配当2円 00 銭、特別配当2円 00 銭)を予想していましたが、「1.令和6年8月期通期の連結業績予想数値の修正」により通期業績予想の下方修正を見込んでいるため、株主の皆様には大変申し訳ございませんが、期末配当予想を1株当たり2円 00 銭(普通配当2円 00銭)とさせていただきます。(注)上記の予想は、現時点において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の配当額は、今後様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。
会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した3-8月期(下期)の連結経常損益も従来予想の3億3800万円の黒字→4400万円の赤字(前年同期は1億円の赤字)に減額し、一転して赤字計算になる。
業績悪化に伴い、期末一括配当を従来計画の4円→2円(前の期は4円)に大幅減額修正した。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
令和6年8月期においては、売上高につきましては、為替市場の歴史的な円安の長期化やロシア・ウクライナ危機を起因とした原材料及び資源価格の高騰等により生活必需品の値上げが相次ぐ等、消費者の体感インフレが高まっている影響により、前回業績予想と比較して売上高の減少が見込まれております。 利益面につきましては、小売事業において、人口減少エリアにおける需給バランスの変化に伴い、飽和市場となっている地域の施設については、同地の不動産市況も鑑み、現状の収益と不動産賃貸事業へ転換した場合の収益の将来キャッシュ・フローを比較検討し、不動産賃貸事業への転換がより合理的である施設については、小売事業における地域社会への一定の貢献は果たしたものと判断し、同施設の不動産賃貸事業への転換を図ることにより安定した賃貸収入確保への切り替えに取り組んでおり、当連結会計年度につきましては対象となる店舗の閉店セールを実施したことにより売上総利益が減少しております。また、輸入卸売事業において、為替市場の中長期的な円安傾向に対し、アセアン諸国を中心とした輸出事業への取り組みを開始しておりますが、当連結会計年度につきましては長引く円安の影響により仕入コストが上昇したことにより売上総利益が減少しております。 営業利益につきましては、上述の売上高の減少の影響や長引く円安の影響による仕入コストの増加、また閉店セールの影響による売上総利益の減少等により、前回業績予想と比較して営業利益の減少が見込まれるため下方修正いたします。 経常利益につきましては、上述の営業利益の減少が見込まれることより、前回業績予想と比較して経常利益の減少が見込まれるため下方修正いたします。 親会社株主に帰属する当期純利益につきましては、特別利益に不動産売却に伴う不動産売却益の計上はあるものの、上述の売上高の減少及び仕入コストの増加や閉店セールに伴う売上総利益の減少の影響等により、前回業績予想と比較して親会社株主に帰属する当期純利益の減少が見込まれるため下方修正いたします。
期末配当については、1株当たり4円 00 銭(普通配当2円 00 銭、特別配当2円 00 銭)を予想していましたが、「1.令和6年8月期通期の連結業績予想数値の修正」により通期業績予想の下方修正を見込んでいるため、株主の皆様には大変申し訳ございませんが、期末配当予想を1株当たり2円 00 銭(普通配当2円 00銭)とさせていただきます。(注)上記の予想は、現時点において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の配当額は、今後様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。
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