S&P投資戦略部:日本ダッシュボード
S&P投資戦略部が作成した日本を中心とした指数の月次パフォーマンスレポートです。(2024年9月月30日現在)
コメント
・日本の株式市場は、予想外の選挙結果とまちまちの経済データを背景に、不安定な動きを続けた。S&P 日本500株価指数は9月終盤に急騰し、その後4%下落した。
・S&P 日本500のイコール・ウェイトは、時価総額加重型のS&P 日本500に対して2%のアウトパフォームとなった。
・セクター別では、ヘルスケア(8%減)と不動産(6%減)がワースト・パフォーマンスとなった一方、消費財、工業、素材がプラス・リターンとなった数少ない明るい話題となった。
・低ボラティリティや配当貴族などのディフェンシブ・ファクター・インデックスは持ちこたえたが、モメンタムやエンハンスト・バリューは低迷した。
・リスク懸念の中心が債券市場から株式市場に移ったため、日本債券は軒並み緩やかな上昇となり、S&P/JPX 日本国債 VIX指数は0.26ポイント低下の3.19で取引を終えた。
出所:S&P ダウ・ジョーンズ・インデックス LLC および/またはその関連会社。データは2024年9月30日現在(*は2024年9月27日現在を除く)。指数のパフォーマンスは、特に記載のない限り日本円でのトータル・リターンに基づきます。表にある括弧内の数値は、当該インデックスの終値に相当します。図表は説明のためのものです。過去のパフォーマンスは将来の結果を保証するものではありません。他のダッシュボードへのご登録はon.spdji.com/DashboardSignUpをご覧ください。また、詳細については、当社ウェブサイトをご参照ください。
【S&Pダウ・ジョーンズ・インデックスについて】
S&Pダウ・ジョーンズ・インデックスは、S&Pグローバルのグループ会社であり、指数ベースのコンセプトやデータおよびリサーチを提供している。S&P500(R)やダウ工業株価指数SMのような象徴的金融市場の指標を所有し、120年超にわたり、機関投資家及び個人投資家のニーズを満たす画期的で透明性の高い投資ソリューションを構築してきた。どの指数プロバイダーの指数よりも、当社の指数を基にした金融商品により多くの資金が投資されている。世界中の幅広い資産クラスをカバーする100万超の指数を算出することで、投資家が市場を計測し取引を行う方法を明示している。詳細はウェブサイト(www.spdji.com)まで。
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