<注目銘柄>=JPHD、事業環境に追い風
JPホールディングス<2749.T>は9月20日に年初来高値772円をつけたあと押し目を形成しているが、業績拡大期待を背景に先高感は強く、ここは狙い目と考えたい。
「異次元の少子化対策」の効果が業績に表れてき始めたことに注目したい。8月13日に発表した第1四半期(4~6月)連結決算は営業利益が13億9800万円(前年同期比61.1%増)と大幅増益となったが、認可保育園からこども園へ4園移行したことや、新規施設の開設などが寄与したほか、「対人数の変更」(4・5歳児の預かり児童数に対応した保育士の配置基準の見直し)による補助金の増加などが収益に貢献。特に同社は、既に保育士の配置人数を増員していたことから業績へのインパクトが大きかった。
第2四半期以降も「対人数の変更」の業績への大きなインパクトが期待できる。同社では「対人数の変更」や「こども誰でも通園制度」などの影響は計画に織り込んでいないとしていることから、通期営業利益予想の47億5100万円(前期比3.6%増)は上振れの可能性が大きい。
更に来期からは1歳児も「対人数の変更」が適用見込みであり、今期以上のインパクトが期待できる。その後も、「こども誰でも通園制度」の開始も同様にプラスに働く。また、東京都認証学童保育のスタートなどもあり、同社に対する追い風は事欠かない。調査機関によっては25年3月期営業利益58億円、26年3月期66億円前後を見込むところもある。(仁)
出所:MINKABU PRESS
「異次元の少子化対策」の効果が業績に表れてき始めたことに注目したい。8月13日に発表した第1四半期(4~6月)連結決算は営業利益が13億9800万円(前年同期比61.1%増)と大幅増益となったが、認可保育園からこども園へ4園移行したことや、新規施設の開設などが寄与したほか、「対人数の変更」(4・5歳児の預かり児童数に対応した保育士の配置基準の見直し)による補助金の増加などが収益に貢献。特に同社は、既に保育士の配置人数を増員していたことから業績へのインパクトが大きかった。
第2四半期以降も「対人数の変更」の業績への大きなインパクトが期待できる。同社では「対人数の変更」や「こども誰でも通園制度」などの影響は計画に織り込んでいないとしていることから、通期営業利益予想の47億5100万円(前期比3.6%増)は上振れの可能性が大きい。
更に来期からは1歳児も「対人数の変更」が適用見込みであり、今期以上のインパクトが期待できる。その後も、「こども誰でも通園制度」の開始も同様にプラスに働く。また、東京都認証学童保育のスタートなどもあり、同社に対する追い風は事欠かない。調査機関によっては25年3月期営業利益58億円、26年3月期66億円前後を見込むところもある。(仁)
出所:MINKABU PRESS
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