◆ “巻き戻し”先行も… - 激しく“上を下へ”と…
FOMCを経た急落後の巻き戻しは、ドル円を“143.948円”へと押し上げました。
たださすがに“往き過ぎ”との思惑が台頭する中、“144円回復”には至らず、その後は“142.037円”へと押し下げられました。
こうして“上値の重さ”は如何ともしがたいものがありますが、一方で“下値の堅さ”も健在というのが実状といえます。
好内容の米経済指標が報じられたNYタイム序盤には再び“143.464円”へと持ち直すなど、“上を下へ”と大きく揺れ動いたというのが、昨日の動きだったといえそうです。
◆ 本日の注目は「日銀」と見られるが…?
こうした中、本日は「日銀会合」、そしてその後に行われる「植田総裁・記者会見」が予定されています。
事前予想は“据え置き”と見られるだけに、より注目されるのは後者ということになりそうです。
ただ直近の「植田総裁発言(閉会中審査&経済財政諮問会議)」を踏まえると、“タカ派姿勢”を崩していないことが窺えます。
このため本日も“同様”の発言をする可能性は高く、その際には“円買い”が進行する可能性が否めないところです。
ただ“同様”といった程度に留まれば、逆にマーケットは“織り込み済→巻き戻し”と捉える可能性はゼロではない…?
◆ リスクセンチメントが“選好”に傾きやすい状況では…!?
「株高の連鎖」を踏まえれば、リスクセンチメントは“選好”に傾きやすくなっているという地合いでもあります。
“ハト派寄り”に転じるというサプライズは期待薄と考えるものの、本日も“リスクは上方向”と考えたいところです。
ただ昨日記した“144.020円(米雇用統計時高値)”や“9/3~9/16の61.8%戻し”とほぼ重なる“9/5高値(144.235円)”を超え切れない限り、“上値の重さ”は引きずるとも考えますが…。
◆ ドル円 抵抗・支持ライン
※ボラティリティが拡大していますので、いつもより値幅を拡大しています。
145.000(大台、+1σ)
144.874(ピボット2ndレジスタンス)
144.589(月足・一目均衡表基準線)
144.465(100週移動平均線、日足・一目均衡表基準線)
144.235(9/5高値、9/3~9/16の61.8%戻し)
上値5:144.020(9/6高値、大台)
上値4:143.948(9/19高値)
上値3:143.764(9/19高値後の戻り高値、ピボット1stレジスタンス)
上値2:143.515(20日移動平均線)
上値1:143.000(大台)
前営業日終値:142.601
下値1:142.037(9/19高値後の押し目、大台)
下値2:141.885(9/19安値)
下値3:141.765(9/16~9/19の50%押し、日足・一目均衡表転換線)
下値5:141.675(ピボット1stサポート)
下値5:141.249(9/16~9/19の61.8%押し)
141.288(週足・一目均衡表先行スパン下限)
141.000(大台)
140.748(ピボット2ndサポート)
140.437(9/18安値)
《10:55》
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