<動意株・11日>(大引け)=日本触媒、ドリムアーツ、エイベックスなど
日本触媒<4114.T>=堅調。4日ぶりに反発した。同社はきょう、電気自動車(EV)の航続距離の延長などに寄与する車載リチウムイオン電池用電解質の新工場を福岡県に建設すると発表した。中期的な事業拡大を期待した買いが集まったようだ。生産するのは「リチウムビス(フルオロスルホニル)イミド」(LiFSI)という材料で、2028年の商業運転を目指す。投資額最大375億円のうち、経済産業省による「蓄電池等の安定供給確保のための取組に関する計画(供給確保計画)」の認定をもとにした助成金は最大125億円を見込む。生産能力は年3000トンを計画する。
ドリーム・アーツ<4811.T>=5連騰。10日の取引終了後、主力製品「SmartDB」を核とした「デジタルの民主化」を実現するエコシステム構築のパートナーとして、富士ソフト<9749.T>が「ドリーム・アーツ パートナープログラム」に参画したと発表。協業への期待感から買いが先行しているようだ。富士ソフトは大企業に対して「SmartDB」の豊富な導入実績を持つことから、今回、大企業を支援する専門的な知見を持つ伴走者としてドリーム・アーツ公認パートナーに認定されたとしている。
エイベックス<7860.T>=上値指向で3日続伸。SBI証券が10日、エイベックスの目標株価を2250円(従来は2220円)に小幅に引き上げた。投資判断は「買い」を継続する。エイベックス・ピクチャーズが配給する映画「ルックバック」の興行が好調で、アニメ事業に復活の兆しがみられると指摘。同証券はエイベックスの26年3月期営業利益予想を61億6100万円から65億1800万円に増額修正した。
扶桑電通<7505.T>=切り返し急。年初来高値を更新し1999年以来の高値圏で推移している。10日取引終了後、24年9月期の単独業績予想について、売上高を434億円から460億円(前期比11.8%増)へ、営業利益を13億円から17億7000万円(同40.5%増)へ、純利益を10億3000万円から14億4000万円(同48.3%増)へ上方修正し、あわせて期末配当予想を53円から78円へ引き上げた。大口案件の前倒しや小口案件の積み上げなどにより、民需向けのパソコン・ソフトウェアや物流業向け車載端末などを手掛けるオフィス部門の売上高が前回予想を上回る見込みであることが要因としている。なお、年間配当は88円(前期69円)を予定している。
AIメカテック<6227.T>=ストップ高。10日取引終了後、海外の大手半導体関連メーカーからウエハーハンドリングシステム(ボンダー・デボンダー装置)の大口受注を獲得したと発表しており、これが好感されている。受注金額は約120億円で、25年6月期から26年6月期にかけて売り上げに計上する。なお、一部は25年6月期業績予想に織り込まれており、今期業績に与える影響は軽微としている。
gumi<3903.T>=6日ぶり大幅反発。10日取引終了後に5~7月期連結決算を発表。売上高が28億4800万円(前年同期比5.9%増)だったほか、営業損益が6500万円の黒字(前年同期6億4200万円の赤字)に浮上して着地しており、これが好感され買われている。主力のモバイルオンラインゲーム事業で、不採算タイトルの早期撤退や既存タイトルのコスト適正化を実施したことが奏功。ブロックチェーン技術を活用した新規プロジェクトの売り上げ計上なども寄与した。希望退職の募集に伴う関連費用や法人税等調整額の計上により、最終損益は1億6700万円の赤字(同7億6500万円の赤字)となった。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
ドリーム・アーツ<4811.T>=5連騰。10日の取引終了後、主力製品「SmartDB」を核とした「デジタルの民主化」を実現するエコシステム構築のパートナーとして、富士ソフト<9749.T>が「ドリーム・アーツ パートナープログラム」に参画したと発表。協業への期待感から買いが先行しているようだ。富士ソフトは大企業に対して「SmartDB」の豊富な導入実績を持つことから、今回、大企業を支援する専門的な知見を持つ伴走者としてドリーム・アーツ公認パートナーに認定されたとしている。
エイベックス<7860.T>=上値指向で3日続伸。SBI証券が10日、エイベックスの目標株価を2250円(従来は2220円)に小幅に引き上げた。投資判断は「買い」を継続する。エイベックス・ピクチャーズが配給する映画「ルックバック」の興行が好調で、アニメ事業に復活の兆しがみられると指摘。同証券はエイベックスの26年3月期営業利益予想を61億6100万円から65億1800万円に増額修正した。
扶桑電通<7505.T>=切り返し急。年初来高値を更新し1999年以来の高値圏で推移している。10日取引終了後、24年9月期の単独業績予想について、売上高を434億円から460億円(前期比11.8%増)へ、営業利益を13億円から17億7000万円(同40.5%増)へ、純利益を10億3000万円から14億4000万円(同48.3%増)へ上方修正し、あわせて期末配当予想を53円から78円へ引き上げた。大口案件の前倒しや小口案件の積み上げなどにより、民需向けのパソコン・ソフトウェアや物流業向け車載端末などを手掛けるオフィス部門の売上高が前回予想を上回る見込みであることが要因としている。なお、年間配当は88円(前期69円)を予定している。
AIメカテック<6227.T>=ストップ高。10日取引終了後、海外の大手半導体関連メーカーからウエハーハンドリングシステム(ボンダー・デボンダー装置)の大口受注を獲得したと発表しており、これが好感されている。受注金額は約120億円で、25年6月期から26年6月期にかけて売り上げに計上する。なお、一部は25年6月期業績予想に織り込まれており、今期業績に与える影響は軽微としている。
gumi<3903.T>=6日ぶり大幅反発。10日取引終了後に5~7月期連結決算を発表。売上高が28億4800万円(前年同期比5.9%増)だったほか、営業損益が6500万円の黒字(前年同期6億4200万円の赤字)に浮上して着地しており、これが好感され買われている。主力のモバイルオンラインゲーム事業で、不採算タイトルの早期撤退や既存タイトルのコスト適正化を実施したことが奏功。ブロックチェーン技術を活用した新規プロジェクトの売り上げ計上なども寄与した。希望退職の募集に伴う関連費用や法人税等調整額の計上により、最終損益は1億6700万円の赤字(同7億6500万円の赤字)となった。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
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