クミアイ化が反発、ビスマレイミド類の出荷大幅増で5~7月営業利益2.4倍
クミアイ化学工業<4996.T>が反発している。前週末6日の取引終了後に発表した第3四半期累計(23年11月~24年7月)連結決算は、売上高1292億円(前年同期比0.9%減)、営業利益122億9800万円(同12.8%減)と減収減益だったものの、5~7月では17.6%増収、2.4倍営業増益となっており、これを好感した買いが入っている。
農薬の世界的な在庫圧縮基調の継続により、海外向け畑作用除草剤アクシーブ剤の出荷が減少したことが響いたものの、半導体の需要が回復していることを背景にビスマレイミド類の出荷が大幅に増加していることが寄与した。
なお、24年10月期通期業績予想は、売上高1550億円(前期比3.7%減)、営業利益100億円(同29.0%減)の従来見通しを据え置いている。
出所:MINKABU PRESS
農薬の世界的な在庫圧縮基調の継続により、海外向け畑作用除草剤アクシーブ剤の出荷が減少したことが響いたものの、半導体の需要が回復していることを背景にビスマレイミド類の出荷が大幅に増加していることが寄与した。
なお、24年10月期通期業績予想は、売上高1550億円(前期比3.7%減)、営業利益100億円(同29.0%減)の従来見通しを据え置いている。
出所:MINKABU PRESS
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