*14:06JST ロジザード Research Memo(6):自己資本比率が85.3%と高水準。流動比率と固定比率も健全
■ロジザード<4391>の業績動向
2. 財務状況と経営指標
2024年6月期末の財務状況を見ると、総資産は前期末比291百万円増加の2,256百万円となった。このうち流動資産は、同139百万円増の1,860百万円となった。これは主に、売上増加によって売掛金が50百万円、資金の回収によって現金及び預金が83百万円それぞれ増加したことなどによるものである。固定資産は同151百万円増の396百万円となった。これは主に、「ロジザードZERO」の基本機能及びバージョンアップ機能追加によってソフトウエアが87百万円増加したことなどによるものである。
負債合計は前期末比60百万円増加の331百万円となった。これは主に、前期の確定法人税に基づく中間納付額が少なかったことを受け未払法人税等が66百万円増加したことなどによるものである。純資産は同230百万円増加の1,924百万円となった。これは主に当期純利益を計上した一方で、配当金の支払いを行ったことによって利益剰余金が211百万円増加したことなどによるものである。
経営指標を見ると、流動比率が560.6%、固定比率が20.6%となった。流動比率が前期末比マイナス73.5ポイント、固定比率が前期末比プラス6.2ポイントとなったものの、依然として流動比率、固定比率ともに健全な数値であり、長短の資金繰りに問題はない水準であると弊社は見ている。自己資本比率も同0.9ポイント低下してはいるものの85.3%と高水準を維持している。財務の健全性、資金の流動性に配慮しながら企業経営を行っていることが財務諸表から見て取れる。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 清水陽一郎)
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2. 財務状況と経営指標
2024年6月期末の財務状況を見ると、総資産は前期末比291百万円増加の2,256百万円となった。このうち流動資産は、同139百万円増の1,860百万円となった。これは主に、売上増加によって売掛金が50百万円、資金の回収によって現金及び預金が83百万円それぞれ増加したことなどによるものである。固定資産は同151百万円増の396百万円となった。これは主に、「ロジザードZERO」の基本機能及びバージョンアップ機能追加によってソフトウエアが87百万円増加したことなどによるものである。
負債合計は前期末比60百万円増加の331百万円となった。これは主に、前期の確定法人税に基づく中間納付額が少なかったことを受け未払法人税等が66百万円増加したことなどによるものである。純資産は同230百万円増加の1,924百万円となった。これは主に当期純利益を計上した一方で、配当金の支払いを行ったことによって利益剰余金が211百万円増加したことなどによるものである。
経営指標を見ると、流動比率が560.6%、固定比率が20.6%となった。流動比率が前期末比マイナス73.5ポイント、固定比率が前期末比プラス6.2ポイントとなったものの、依然として流動比率、固定比率ともに健全な数値であり、長短の資金繰りに問題はない水準であると弊社は見ている。自己資本比率も同0.9ポイント低下してはいるものの85.3%と高水準を維持している。財務の健全性、資金の流動性に配慮しながら企業経営を行っていることが財務諸表から見て取れる。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 清水陽一郎)
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