ベビーカレンダー、営業・経常利益が前期比で約2倍 既存事業に加え、昨年M&Aで譲受した「ヨムーノ」等が好調
1.事業概要 - ビジョン
安田啓司氏(以下、安田):みなさま、本日はお集まりいただき誠にありがとうございます。株式会社ベビーカレンダー代表取締役の安田啓司です。2024年12月期第2四半期決算のご説明をします。どうぞよろしくお願いします。
ベビーカレンダーは、「女性の笑顔でいっぱいに」をビジョンとして事業を運営しています。2022年に「赤ちゃんの笑顔でいっぱいに」から「女性の笑顔でいっぱいに」に変更し、女性やご家族全般をサポートするサービスへと拡大しました。
1.事業概要 - 事業セグメント
事業セグメントについてご説明します。弊社には2つのセグメントがあり、スライド左側がメインであるメディア事業で、右側が医療法人向け事業という2本柱です。
弊社の強みは、両方の事業において、正しいコンテンツを生み出し続ける力にあります。それぞれの事業に編集者や協力者が関わり、この力を活かして成長を続けています。
1.事業概要 - 事業領域
スライドは、女性のライフステージを横軸にとったものです。各ライフステージにおいて、弊社のメディアがそれぞれの女性のライフステージをサポートするかたちで運営しています。
現在、11のメディアを運営していますが、今後はメディアの数を20、さらには50とどんどん増やしていきたいと考えています。
2.決算サマリー ‒ 実績
決算サマリーについてご説明します。売上は前年同期比127パーセントの7億3,500万円、経常利益は前年同期比206パーセントの2,900万円で着地しました。
売上が好調だった要因は、各メディアが非常に好調であったことと、昨年実施したM&Aで譲受した事業が順調に成長したことの2点が挙げられます。これにより、全体として成長できたと考えています。
2.決算サマリー ‒ 実績(補足)
2点補足としてご説明します。1点目は、昨年との比較です。スライド左端のグラフでは、売上の内訳を3つに分類しています。一番下がメディア事業、真ん中が医療法人向け事業、一番上が昨年実施したM&A事業についての、2023年と2024年前期の対比です。
期中に譲受した事業もありますが、M&Aによる事業が比較的順調に成長しています。月次で比較しても、成長が続いている状況です。 医療法人向け事業は若干マイナスになっていますが、これは昨年更新のピークを迎えた3ヶ年契約の「ベビーパッド」という商品が、今年は若干落ち込んでいるためです。
2.決算サマリー - PV数
PV数の推移です。今年は若干下がっていますが、これは予算どおりです。人件費や記事本数を絞っているものの、社内目標のPV数はクリアしています。去年と同じように年末、特に12月のピークに向けて計画を仕込んでいますので、この後は上がっていくと考えています。
2.決算サマリー - トピック
トピックは1点あります。2023年11月に譲受した生活総合情報メディア「ヨムーノ」が非常に好調です。主な理由は2つあり、1つ目が内部SEOの強化・改善です。弊社では2023年に譲受したSEOコンサルチームが力を発揮しており、SEO全般と記事制作へのアシストなど含めて、非常にうまくいっています。
2つ目は、制作記事本数自体を少し増産していることです。これらによって、譲受前よりもPV数は50パーセント増と、順調に伸びていると思います。外部メディアに取り上げていただき、SNSでも話題になっていますので、今後も伸ばしていきたいと考えています。
成⻑戦略
中長期の戦略について、変更は特にありません。スライドのグラフに示している領域で、案件があれば積極的にM&Aをしたり、自社メディアを成長させていったりしたいと考えています。
以上で、2024年12月期第2四半期の決算報告を終わります。今年もどうぞよろしくお願いします。
関連銘柄
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