S&P投資戦略部:日本ダッシュボード
S&P投資戦略部が作成した日本を中心とした指数の月次パフォーマンスレポートです。(2024年7月31日現在)
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・日本銀行が基準金利を引き上げ、国債購入額を半減する計画を発表したため、日本の株式と債券は為替とともに不安定な動きをみせた。日本円は対米ドルで28年ぶりの安値を記録し、7月には7%の円高に転じた。
・S&P 日本500 指数はそれまでの上昇を帳消しにし、大企業に牽引されて1%安で取引を終えた。
・世界的なトレンドと同様に、情報技術(-4%)は最も不調なセクターであり、円高が消費者裁量(-3%)に重くのしかかった。ヘルスケア(+6%)と不動産(+5%)は明るい話題となった。
・ファクター/テーマ別インデックスのうち、低ボラティリティは4%の上昇でアウトパフォームしたが、モメンタムとエンハンスト・バリューは3%の下落で出遅れた。JPX/S&P 設備・人材投資指数は引き続き好調で、年初来リターンを24%に伸ばした。
・S&P/JPX 日本国債 VIX 指数で測定される日本国債のボラティリティは一時7.60まで急上昇し、7月は5.08(6月末は3.85)で取引を終えた。日本国債はそれまでの上昇分を失い、赤字で月を終えた。
出所:S&P ダウ・ジョーンズ・インデックス LLC および/またはその関連会社。データは2024年7月31日現在(*は2024年7月30日現在を除く)。指数のパフォーマンスは、特に記載のない限り日本円でのトータル・リターンに基づきます。表にある括弧内の数値は、当該インデックスの終値に相当します。図表は説明のためのものです。過去のパフォーマンスは将来の結果を保証するものではありません。他のダッシュボードへのご登録はon.spdji.com/DashboardSignUpをご覧ください。また、詳細については、当社ウェブサイトをご参照ください。
【S&Pダウ・ジョーンズ・インデックスについて】
S&Pダウ・ジョーンズ・インデックスは、S&Pグローバルのグループ会社であり、指数ベースのコンセプトやデータおよびリサーチを提供している。S&P500(R)やダウ工業株価指数SMのような象徴的金融市場の指標を所有し、120年超にわたり、機関投資家及び個人投資家のニーズを満たす画期的で透明性の高い投資ソリューションを構築してきた。どの指数プロバイダーの指数よりも、当社の指数を基にした金融商品により多くの資金が投資されている。世界中の幅広い資産クラスをカバーする100万超の指数を算出することで、投資家が市場を計測し取引を行う方法を明示している。詳細はウェブサイト(www.spdji.com)まで。
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