◆ 「米景況悲観論」も後退…。
ようやく緩んだ・・・。
昨日発表の「米新規失業保険申請件数」は“強め(前週比△1万7000件は11ヶ月来最大の減少幅)”となり、米雇用統計にて台頭した「米景況悲観論」は和らぎました。
一方で、昨日行われた「米30年債入札」も不調に終わりました。
このため米株式は“上昇(NYダウは+683ドル)”、米10年債利回りも“上昇(一時4.02%)”する中、ドル円も反発基調を強めつつあります。
こうして一時“145.422円”へと押し下げられていたドル円は“147.551円”へと持ち直し、そのままの水準にて昨日の取引を終えています。
◆ 本日は“利益確定売り”が頭をもたげそうだが…?
週初の“パニック売り”は一服し、その後は“巻き戻し”が先行するも、“上値の重さ”が目立っているドル円…。
しかし急落のキッカケとなった“株価急落”が後退し、そこから派生する“リスク回避姿勢”も緩んでいる以上、ニュアンスも少し変わったと見るのが自然です。
もちろんまだ「中東情勢緊迫化」というリスクが残存しているだけに、依然として楽観は禁物といえます。
また「本邦3連休」を控えるスケジュール感でもありますので、本日は“利益確定売り”に押される展開も想定されるところです。
それでも“さらなる下値模索”に関しては、相応以上のネガティブが新たに必要と見たいところです。
◆ ドル円 抵抗・支持ライン
※ボラティリティが拡大していますので、いつもより値幅を拡大しています。
149.428(7/3~8/5の38.2%戻し)
149.000(大台)
148.877(ピボット2ndレジスタンス)
148.451(7/30~8/5の23.6%戻し、日足・一目均衡表転換線)
上値5:148.074(ピボット1stレジスタンス)
上値4:148.000(大台)
上値3:147.904(8/7高値)
上値2:147.665(-1σ)
上値1:147.551(8/8高値)
前営業日終値:147.271
下値1:147.000(大台)
下値2:146.896(8/8安値後の38.2%押し)
下値3:146.615(8/8安値後の50%押し)
下値4:146.333(8/8安値後の61.8%押し)
下値5:145.950(20月移動平均線、大台、ピボット1stサポート)
145.820(週足・一目均衡表先行スパン上限)
145.422(8/8安値)
145.000(大台)
144.796(8/5~8/7の50%押し)
144.619(ピボット2ndサポート)
144.566(100週移動平均線、月足・一目均衡表基準線)
《10:40》
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