*16:10JST 東証グロース市場250指数先物概況: ローテーション加速で約3カ月ぶりの水準に回復
7月12日の東証グロース市場250指数先物は前営業日比21pt高の674pt。なお、高値は677pt、安値は651pt、日中取引高は11718枚。前日11日の米国市場のダウ平均は続伸。6月消費者物価指数(CPI)がインフレ鈍化進展の証拠となり、利下げ期待で堅調に寄り付いた。金利動向に敏感な不動産などの回復でダウは終日堅調に推移したが、ナスダックはローテーションや材料出尽くし感に過去最高値付近から利益確定売りが先行し、終日軟調で推移し終盤にかけて下げ幅を拡大。相場はまちまちで終了した。本日の東証グロース市場250指数先物は、前営業日比変わらずの653ptからスタートした。米国金利の低下やローテーションの動きをきっかけに寄り付き直後から買いが集まり、終日堅調に推移。新興市場が全面高となったことで、先物市場でも売り手の買い戻しが加速し、4月中旬以来、約3カ月ぶりとなる670 pt台に回復。日経平均との相関性低下による選別物色の加速や、株価指数連動型ETFの決算通過による安心感なども重なり、本日の高値圏となる674ptで取引を終了した。東証グロ-ス市場の主力株では、フリー<4478>やGENDA<9166>などが上昇した。
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