前日に「買われた株!」総ザライ ―本日につながる期待株は?―

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最新投稿日時:2024/07/09 05:30 - 「前日に「買われた株!」総ザライ ―本日につながる期待株は?―」(株探)

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前日に「買われた株!」総ザライ ―本日につながる期待株は?―

配信元:株探
投稿:2024/07/09 05:30

ティアック <6803>  126円 (+30円、+31.3%) ストップ高

 ティアック <6803> [東証S]がストップ高。8日午後1時、機内デジタルプラットフォームの強化に向け、インドのForthcode社と業務提携を行うと発表し、これを材料視した買いが集まった。Forthcode社は航空機の機内販売や機内サービス、ケータリング管理プロセスを自動化したデジタルプラットフォームを提供しており、世界各国の航空業界で数多くの導入実績を持つ。Wi-Fiアクセスポイントを内蔵した航空機向けのポータブルストリーミングサーバー「PS-V50 GEN2」に関し、ティアックは海外市場での拡販を進める。

鋳鉄管 <5612>  1,951円 (+400円、+25.8%) ストップ高

 日本鋳鉄管 <5612> [東証S]がストップ高。そのほか、クリエイト <3024> [東証S]もストップ高となり、栗本鐵工所 <5602> [東証P]が急騰するなど、水道関連株が軒並み高となった。前週末5日夜、政府が避難所となる全国の重要施設などの水道管の耐震化について、緊急点検を行う方針を固めたことが分かったと、テレビ東京が報じた。点検結果を踏まえ、政府は状況の改善に向けた予算措置を検討するとともに、8月中をめどに水道などのインフラ整備に関連する計画を改定し、上下水道の耐震化強化策を盛り込む方針としている。水道関連株に対しては業績上振れの思惑が広がったようだ。前澤工業 <6489> [東証S]やNJS <2325> [東証P]、水道機工 <6403> [東証S]などが大幅高となった。

アルファ <4760>  2,066円 (+400円、+24.0%) ストップ高

 ALPHA <4760> [東証S]がストップ高。前週末5日の取引終了後、24年8月期の連結業績予想について、売上高を58億3000万円から59億3000万円(前期比10.2%増)へ、営業利益を5000万円から7000万円(前期3億1400万円の赤字)へ、最終利益を6100万円から1億円(同3億9300万円の赤字)へ上方修正し、あわせて期末一括配当予想を5円から50円(前期無配)へ引き上げたことが好感された。ノベルティグッズの販売が想定を上回っていることに加えて、キャンペーン案件の受注が増加していることが要因としている。

岡野バ <6492>  5,840円 (+740円、+14.5%)

 岡野バルブ製造 <6492> [東証S]が5日ぶり急反騰。同社は5日取引終了後、24年11月期第2四半期累計(23年12月-24年5月)の連結決算を発表。営業利益は前年同期比3.7倍の7億6200万円となり、通期計画の8億8000万円に対する進捗率は86.6%となった。売上高は同22.6%増の37億7000万円で着地した。東海第二発電所向けの特定重大事故等対処施設用弁や上越火力発電所2号系列向け弁に加え、国内外の自家発電設備向けの弁販売や原子力・火力発電所向けの取替部品販売が伸長。利益面では採算性の高い取替部品が占める割合が増加したことなどが寄与した。なお、通期業績予想については従来計画を据え置いている。

三井松島HD <1518>  5,620円 (+705円、+14.3%) ストップ高

 東証プライムの上昇率トップ。三井松島ホールディングス <1518> [東証P]がストップ高。前週末5日の取引終了後、25年3月期の連結業績予想について、売上高を560億円から600億円(前期比22.6%減)へ、営業利益を49億円から60億円(同76.2%減)へ、純利益を28億円から60億円(同60.3%減)へ上方修正したことが好感された。不動産担保融資を手掛けるエム・アール・エフ(福岡市中央区)を子会社化したことに加えて、子会社を通じて保有する豪州リデル炭鉱の全権益(32.5%)を売却することを反映した。

丸八倉 <9313>  918円 (+89円、+10.7%) 一時ストップ高

 丸八倉庫 <9313> [東証S]が4日続急騰、一時ストップ高となった。前週末5日の取引終了後、24年11月期の連結業績予想の修正を発表した。今期の最終利益予想を4億円から9億円(前期比2.2倍)に引き上げた。減益予想から一転、増益の予想を示し、ポジティブ視されたようだ。東京都渋谷区の商業ビルの売却に伴い、固定資産売却益6億9600万円を特別利益として計上する。あわせて第2四半期累計(23年12月-24年5月)の連結決算も開示。売上高は前年同期比0.6%減の24億8000万円、最終利益は同7.7%増の2億500万円だった。

JINSHD <3046>  4,180円 (+335円、+8.7%)

 東証プライムの上昇率3位。ジンズホールディングス <3046> [東証P]が続急伸。前週末5日の取引終了後に発表した6月度の月次売上状況(速報)で、既存店売上高が前年同月比27.1%増となり、17ヵ月連続で前年実績を上回ったことが好感された。前年に比べて休日が2日多かったことによる押し上げ効果が7%程度あったことに加えて、気温の上昇によりサマーシーズンに向けた季節性商品である紫外線や光によって変化する可視光調光レンズなどのオプションレンズの需要が高まり、単価上昇に加えて客数増加を牽引した。

ヤプリ <4168>  795円 (+58円、+7.9%)

 ヤプリ <4168> [東証G]が3日続急伸。同社はスマートフォンアプリの開発・運用・分析がノーコード(プログラミングなし)で可能なクラウドサービスを提供しており、小売業界を中心に法人需要を取り込んでいる。24年12月期の営業利益は前期比9割増益と急拡大を見込んでおり、700円台の株価は値ごろ感が意識され見直し買いが流入した。テクニカル的にも日足一目均衡表の雲抜けが目前で注目場面に入った。

四国化HD <4099>  2,203円 (+147円、+7.2%)

 東証プライムの上昇率5位。四国化成ホールディングス <4099> [東証P]が4日ぶり急反発。化学品を収益の柱とする同社だが、ラジアルタイヤ向け原料のほか、ファインケミカル部門で先端半導体材料などにも力を入れている。半導体材料は海外大手メーカーを主要顧客としており、生成AI市場が急成長を遂げるなか、今後同社の商機が高まる可能性がある。また、業績も24年12月期は営業減益見通しながら、円安効果も背景に増額修正含みとみられる。

セイヒョー <2872>  2,700円 (+150円、+5.9%)

 セイヒョー <2872> [東証S]やアイスコ <7698> [東証S]が大幅高。7日に静岡市で、今年全国で初めて最高気温が40度に達するなど猛暑が続いていることを受けて、猛暑関連の一角として、OEMやオリジナルのアイスクリームを製造するセイヒョーや、アイスクリームの卸売を手掛けるアイスコなどに需要増を期待した買いが入ったようだ。

RJ <9522>  840円 (+44円、+5.5%)

 リニューアブル・ジャパン <9522> [東証G]が続急伸。同社は5日取引終了後、6月度の発電事業収入速報値を公表。国内売電収入は計画比10.5%増の12億8000万円となっており、これが買い手掛かりとなったようだ。この数値は発電所の監視システムなどのデータからの速報値。なお、24年累計の国内売電収入速報値は計画比5.8%増の60億6200万円となっている。

ウェルスナビ <7342>  1,579円 (+73円、+4.9%)

 ウェルスナビ <7342> [東証G]が大幅反発。前週末5日の取引終了後、ロボアドバイザー「WealthNavi」の預かり資産が1兆3000億円を突破したと発表しており、好材料視された。16年7月の正式リリースから約7年11ヵ月で達成した。

シュッピン <3179>  1,492円 (+54円、+3.8%)

 シュッピン <3179> [東証P]が大幅高で4日続伸。前週末5日の取引終了後に発表した6月度の売上高が、前年同月比26.4%増となり、6ヵ月連続で前年実績を上回ったことが好感された。主力のカメラ事業が全体、ECともに2ケタ増となったことに加えて、時計事業も全体、ECともに2ケタの成長となった。また、Web会員数は前月に比べ6009人増加して68万9079人と順調に増加した。

メディア工房 <3815>  685円 (+25円、+3.8%)

 メディア工房 <3815> [東証G]が3日ぶり大幅反発。前週末5日の取引終了後に発表した第3四半期累計(23年9月-24年5月)連結決算は、売上高15億1900万円(前年同期比0.8%減)、営業損益1800万円の赤字(前年同期3700万円の黒字)、最終損益1億3700万円の赤字(同1300万円の黒字)と赤字に転落したものの、6月19日に24年8月期通期業績予想の下方修正を発表していたことから、織り込み済みとの見方が強いようだ。主力の占い事業で、自社メディアが好調だったほか、電話・チャット占いの売り上げが回復傾向にあるものの、新コンテンツが不調となった。また、「OneRoof」「CarryGo!」の2つのエンタメマッチングサービスと、韓国食品EC事業からの撤退、各事業におけるシステムの減損損失を計上したことなども響いた。なお、通期業績予想は、売上高19億9300万円(前期比3.9%減)、営業損益1億600万円の赤字(前期5800万円の黒字)、最終損益2億9200万円の赤字(同3500万円の黒字)の修正予想を据え置いている。

ミタチ産業 <3321>  1,159円 (+36円、+3.2%)

 ミタチ産業 <3321> [東証S]が大幅反発。 半導体や電子部品などのエレクトロニクス商社だが、足もとの業績は好調に推移している。同社が前週末5日取引終了後に発表した25年5月期の業績予想は、売上高が前期比2.1倍の800億円と急拡大を見込み、営業利益も増収効果を背景に13%増の18億円と2ケタ伸長を予想している。更に株主還元強化にも動き、今期の年間配当を前期実績比5円増配となる50円を計画、これを好感する形で投資資金を呼び込んだ。投資指標面では前週末終値換算でPER7倍強、PBR0.6倍強、配当利回り4.5%弱で割安感が際立っている。

トーセイ <8923>  2,513円 (+37円、+1.5%)

 トーセイ <8923> [東証P]が反発。前週末5日の取引終了後に発表した第2四半期累計(23年12月-24年5月)連結決算が、売上高576億1800万円(前年同期比9.0%増)、営業利益149億100万円(同19.1%増)、純利益100億5800万円(同23.2%増)と2ケタ営業増益となったことが好感された。主力の不動産再生事業は減収減益となったものの、物流施設「T’s Logi青梅」や、商業施設「T’S BRIGHTIA自由が丘」の販売などが貢献し不動産開発事業が大幅な増収増益となったほか、不動産賃貸事業も伸長した。また、インバウンド需要の回復を背景にホテル事業も好調だった。なお、24年11月期通期業績予想は、売上高921億1600万円(前期比15.9%増)、営業利益177億200万円(同8.9%増)、純利益112億900万円(同6.7%増)の従来見通しを据え置いている。

USS <4732>  1,346円 (+18.5円、+1.4%)

 ユー・エス・エス <4732> [東証P]が4日ぶり反発。前週末5日の取引終了後、25年3月期第1四半期(4-6月)の中古車オークション実績を開示した。成約台数は前年同期比11.5%増となり、評価されたようだ。出品台数は新車登録台数の減少の影響により同5.2%減と落ち込んだが、新車供給不足による中古車の国内需要の増加や、好調な中古車輸出が成約台数の伸びにつながった。成約率は70.3%(前年同期は59.8%)と高水準だった。

アドヴァンG <7463>  980円 (+13円、+1.3%)

 アドヴァングループ <7463> [東証S]が3日ぶり反発。前週末5日の取引終了後、4-6月期連結決算を発表。純利益が前年同期比31.2%増の50億7900万円と大幅続益だったことから、これが好感された。急激な円安に伴い、為替予約評価益を計上したことが寄与。一方、売上高は同19.9%減の42億500万円、営業利益は同60.8%減の4億6600万円だった。資源高や円安進行による仕入れコストの上昇が影響した。なお、通期の増収・営業増益、純利益非開示の見通しは据え置いた。あわせて、同社役員の資産管理会社で大株主の不二総業が218万7700株(議決権ベースで6.2%)の買い付けを実施すると発表した。買い付け日は7月8日。

栄研化 <4549>  2,249円 (+29円、+1.3%)

 栄研化学 <4549> [東証P]が3日続伸。前週末5日の取引終了後に関東財務局に提出された変更報告書で、イギリスに本拠を置く投資運用会社ニッポン・アクティブ・バリュー・ファンドとその共同保有者による保有割合が11.98%から13.29%に上昇したことが判明しており、これを受けて需給思惑的な買いが入ったようだ。保有目的は長期的保有及び状況に応じて重要提案行為などを行う可能性があるとしており、報告義務発生日は6月28日となっている。

セリア <2782>  2,940円 (+35円、+1.2%)

 セリア <2782> [東証S]が続伸。株価は6月20日にマドを開けて買われたが、その後は2900円ラインを軸に狭いゾーンでのもみ合いを続けていた。煮詰まり限界から上放れの機をうかがう展開にある。前週末5日に発表した6月の月次既存店売上高は、前年同月比8.1%増と好調だった。今期(25年3月期)に入って3ヵ月連続で前年同月比プラスを維持しているが、4月、5月、6月と伸び率が拡大傾向を強めており、足もとの株価を刺激する材料となった。信用買い残も整理が進んでおり、株式需給面からも上値が軽い。

オートバクス <9832>  1,561.5円 (+16円、+1.0%)

 オートバックスセブン <9832> [東証P]が反発。前週末5日の取引終了後、6月度の月次売上概況を開示した。国内の既存店売上高は前年同月比8.8%増と2ヵ月連続で増収となり、伸び率は前月の1.6%を大きく上回った。堅調な業況を評価した買いが入ったようだ。タイヤやオイル、バッテリーの販売が伸長したほか、中古車の買い取りによる業販が好調に推移した。全店ベースの売上高は同9.0%増となった。

※8日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。

株探ニュース
配信元: 株探

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