3日の株式相場見通し=頑強な値動きか、米株高受けリスクオン継続
3日の東京株式市場は主力株を中心に目先筋の利益確定売りをこなし、日経平均株価は4万円トビ台で頑強な値動きとなることが予想される。前日は欧州株市場で独DAXや仏CAC40など主要国の株価が総じて軟調な値動きとなったが、米国株市場ではリスク選好の地合いを維持した。NYダウ、ナスダック総合株価指数ともに高く、後者は史上最高値を連日更新、また機関投資家が重視するS&P500指数も最高値を更新した。パウエルFRB議長がECB主催のフォーラムで米国のインフレ抑制についてかなり進展があったとの認識を示し、これをマーケットはハト派的な発言として好感する形に。米長期金利も低下しハイテク系グロース株などに追い風となった。個別では電気自動車(EV)大手のテスラ<TSLA>が10%高と値を飛ばし、全体リスクオン相場を助長している。アマゾン<AMZN>やアップル<AAPL>などのビッグテックも買われ指数押し上げに寄与した。東京市場では、前日に日経平均株価が先物主導で440円あまりの大幅高をみせ、フシ目の4万円大台に乗せた。前日の米株高を受けリスク許容度の高まっている海外投資家などの買いを誘導し、きょうも上値指向を維持しそうだ。ただ、外国為替市場で円安が一服していることや、大台回復で目先達成感からの売り圧力も拭えず、買い一巡後は上値の重い展開となることも想定される。日本時間今晩の米株市場が短縮取引となり、あすは独立記念日で休場となることもあって市場エネルギー不足も意識される可能性がある。
2日の米国株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比162ドル33セント高の3万9331ドル85セントと続伸。ナスダック総合株価指数は同149.463ポイント高の1万8028.763だった。
日程面では、きょうは国内では新紙幣の発行開始日。また、需給ギャップと潜在成長率が開示される。海外では6月の財新中国非製造業購買担当者景気指数(PMI)、5月の豪小売売上高、ポーランド中銀の政策金利発表、FOMC議事要旨(6月開催分)、6月のADP全米雇用リポート、週間の米新規失業保険申請件数、6月の米サプライマネジメント協会(ISM)非製造業景況感指数、5月の米貿易収支、5月の米製造業受注など。
出所:MINKABU PRESS
2日の米国株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比162ドル33セント高の3万9331ドル85セントと続伸。ナスダック総合株価指数は同149.463ポイント高の1万8028.763だった。
日程面では、きょうは国内では新紙幣の発行開始日。また、需給ギャップと潜在成長率が開示される。海外では6月の財新中国非製造業購買担当者景気指数(PMI)、5月の豪小売売上高、ポーランド中銀の政策金利発表、FOMC議事要旨(6月開催分)、6月のADP全米雇用リポート、週間の米新規失業保険申請件数、6月の米サプライマネジメント協会(ISM)非製造業景況感指数、5月の米貿易収支、5月の米製造業受注など。
出所:MINKABU PRESS
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