【本日の見通し】ドル円は160円台を意識、ドル高基調継続へ
【本日の見通し】ドル円は160円台を意識、ドル高基調継続へ
先週末の海外市場でドル円は159円80銭台まで上昇。その後も高値圏推移となった。160円台の大台超えを強く意識する展開となっている。
先週末は米購買担当者景気指数(PMI)の好結果がドル買いのきっかけとなった。9月の利下げ開始期待は依然優勢となっているが、利下げ先送り警戒感も広がってきており、ドルの地合いはしっかり。
円安ではなく、ドル高主導のため、介入が入りにくいことや、為替操作国認定のリストに入ってすぐだけに、介入実施のハードルが高いとの思惑などが、ドル円の支えとなっている。ただ、ここで止めないと一気の上昇もあるだけに、当局としては難しい判断の中、介入実施に踏み切る可能性は十分にある点には注意したい。
ユーロドルはロンドン市場でフランスの政治情勢などを警戒して1.06台へ低下。その後米PMIを受けたドル高もあり1.06台後半推移。朝は1.0690台での推移。1.07台をしっかり回復する可能性があるが、こちらもドル高方向をやや警戒か。
ユーロ円はロンドン市場でユーロ売りが強まったが、その後ドル円などでの円安が支えとなり反発。円主導の動きではないが、ドル円の動きが大きい分、基本はしっかりとなりそう。
MINKABU PRESS 山岡和雅
先週末の海外市場でドル円は159円80銭台まで上昇。その後も高値圏推移となった。160円台の大台超えを強く意識する展開となっている。
先週末は米購買担当者景気指数(PMI)の好結果がドル買いのきっかけとなった。9月の利下げ開始期待は依然優勢となっているが、利下げ先送り警戒感も広がってきており、ドルの地合いはしっかり。
円安ではなく、ドル高主導のため、介入が入りにくいことや、為替操作国認定のリストに入ってすぐだけに、介入実施のハードルが高いとの思惑などが、ドル円の支えとなっている。ただ、ここで止めないと一気の上昇もあるだけに、当局としては難しい判断の中、介入実施に踏み切る可能性は十分にある点には注意したい。
ユーロドルはロンドン市場でフランスの政治情勢などを警戒して1.06台へ低下。その後米PMIを受けたドル高もあり1.06台後半推移。朝は1.0690台での推移。1.07台をしっかり回復する可能性があるが、こちらもドル高方向をやや警戒か。
ユーロ円はロンドン市場でユーロ売りが強まったが、その後ドル円などでの円安が支えとなり反発。円主導の動きではないが、ドル円の動きが大きい分、基本はしっかりとなりそう。
MINKABU PRESS 山岡和雅
このニュースはみんかぶ(FX/為替)から転載しています。
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