トヨタは6日ぶり反発も上値重い、きょう株主総会でその結果にもマーケットの関心
トヨタ自動車<7203.T>が6日ぶり反発。ここ下値模索の動きが続いていたが、満を持して押し目買いが優勢となりリバウンドに転じている。前日は全体相場がリスクオフの流れとなるなか、同社株は一時3010円まで売り込まれ、今年2月初旬以来となる3000円大台割れ寸前まで水準を切り下げた。きょうは、前日の欧米株高と外国為替市場でドル高・円安方向に振れていることなどを追い風に値ごろ感からの買い戻しを誘っている。ただ、上値は重い。同社グループ全体に広がった認証不正問題が株安の背景となっていたが、きょうは同社の株主総会が予定されており、その内容にマーケットの視線が注がれている。豊田章男会長の再任人事について、米国の複数の議決権行使助言会社が反対票を投じることを推奨しており、その行方が注目されている状況だ。
出所:MINKABU PRESS
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