*10:00JST 個人投資家・有限亭玉介:好業績期待&割安銘柄が結局は強い!底強いトレンドにこそ光明あり【FISCOソーシャルレポーター】
以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。
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※2024年5月27日14時に執筆
25年3月期の業績見通しが全体的に保守的という事であれば、業績好調の銘柄は自然と数が絞られていくかもしれません。そこから割安感のある銘柄を絞れば、キラリと光る優良銘柄も見えてくるのではないでしょうかねぇ。
改めまして株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。
NYダウは4万円を超えた後は利益確定売りが出て徐々に落ち着いてきた印象です。日経平均もじわじわと上がってきてはいるものの、75日線を大きく上回るまでには至っておりません。日経平均4万円超えに有効な起爆剤が政府から欲しいですねぇ。
米国の株式市場では、GDPや雇用統計が悪化すれば金利低下を期待して株価上昇に繋がるのが定番でしたし、米国経済の強さは良い意味で投資家達を裏切ってくれました。対照的に日本の株式市場を見ると、GDPや雇用統計が悪化してもなぜか日銀は利上げしか眼中に無いように思えますねぇ…こうした「世論が出来ればグイグイいく方針」についてはいかがなものかと思いますがねぇ。(無論、個人の意見でございます。)
24年1~3月期の日本の実質GDPは2四半期ぶりにマイナス成長となり、個人消費は落ち込み、実質賃金もマイナス。さらに政府の補助金終了に伴う電気料金の値上げが7月請求分から開始と聞くと、一般大衆の家計は火の車でしょうな。そこから台中や北朝鮮の地政学リスク等を考慮すると…有事があれば海外投資家は日本からマネーを引き上げて逃げ出すのでは…とやや心配にもなりますな。
このようなネガティブな外部環境の影響を受けず上昇トレンドにある銘柄があるなら、それらは選ばれし有望株と言えるかもしれません。ただし、直近の業績がピークで、将来性が無い割安銘柄は掴まないよう気をつけねばなりませんな。バリュー投資の基本である割安で業績好調な銘柄を良いタイミングで買えるよう日々鍛錬していきたいもんです。
例えばPBRが1倍割れで割安となっている日本山村硝子<5210>は、ガラス瓶関連事業やプラスチック容器関連事業などを展開しております。直近では、村上ファンドで知られる村上世彰氏の長男が過去に代表を務めた投資ファンドであるMI2が同社株を大量保有した事で思惑買いが流入しました。5月15日の決算で増配発表も好感されております。
5月21日に「メタノール燃料エンジン完成のお知らせ」を発表後に急動意した阪神内燃機工業<6018>もPBRが割安でここ数年の業績も堅調ですねぇ。国内初のメタノール燃料エンジンで今後の業績がどうなるか監視を強めております。PBRで見ても株価は割安ですし、2月の高値2884円を超えてくれば面白いのではないでしょうか。
伸縮生地向け環縫いミシン最大手のPEGASUS<6262>は、直近の決算が業績好調となりました。売上高300億を目指す方針を掲げた中期経営計画も好感されている模様。チャートは三角保ち合いを上放れてきたら面白味もありそうですねぇ。こちらも株価は割安です。
半導体検査用ソケットを手掛ける山一電機<6941>は、上昇トレンドから決算後に動意しましたな。配当も昨年より43円上乗せして、25年3月期の年間配当は74円となっています。自社株買いの実施も好感されており、株式還元に積極的な様子です。今後はどこまで下値を切り上げるか監視中。
自動車向けばね大手のニッパツ<5991>は、好業績に加えて割安感から買われているようです。チャート(日足)も鮮やかな上昇トレンドを形成しておりますな。株価はPERにおいて割安感もあり、腰の据わった資金流入もあれば…と期待したいところですねぇ。
最後は、水素関連で物色されている三菱化工機<6331>です。「2040年の水素供給量の目標を現在の約6倍となる『年1200万トン程度』に設定」という日本政府の水素基本戦略の骨子案が材料となった模様。また、日本とサウジアラビアの「液化水素におけるサプライチェーン強化・協力」でも思惑があります。好業績・上昇トレンド・割安で要チェックです。
さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「アル」と共にお待ち申し上げております。
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執筆者名:有限亭玉介
ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず
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※2024年5月27日14時に執筆
25年3月期の業績見通しが全体的に保守的という事であれば、業績好調の銘柄は自然と数が絞られていくかもしれません。そこから割安感のある銘柄を絞れば、キラリと光る優良銘柄も見えてくるのではないでしょうかねぇ。
改めまして株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。
NYダウは4万円を超えた後は利益確定売りが出て徐々に落ち着いてきた印象です。日経平均もじわじわと上がってきてはいるものの、75日線を大きく上回るまでには至っておりません。日経平均4万円超えに有効な起爆剤が政府から欲しいですねぇ。
米国の株式市場では、GDPや雇用統計が悪化すれば金利低下を期待して株価上昇に繋がるのが定番でしたし、米国経済の強さは良い意味で投資家達を裏切ってくれました。対照的に日本の株式市場を見ると、GDPや雇用統計が悪化してもなぜか日銀は利上げしか眼中に無いように思えますねぇ…こうした「世論が出来ればグイグイいく方針」についてはいかがなものかと思いますがねぇ。(無論、個人の意見でございます。)
24年1~3月期の日本の実質GDPは2四半期ぶりにマイナス成長となり、個人消費は落ち込み、実質賃金もマイナス。さらに政府の補助金終了に伴う電気料金の値上げが7月請求分から開始と聞くと、一般大衆の家計は火の車でしょうな。そこから台中や北朝鮮の地政学リスク等を考慮すると…有事があれば海外投資家は日本からマネーを引き上げて逃げ出すのでは…とやや心配にもなりますな。
このようなネガティブな外部環境の影響を受けず上昇トレンドにある銘柄があるなら、それらは選ばれし有望株と言えるかもしれません。ただし、直近の業績がピークで、将来性が無い割安銘柄は掴まないよう気をつけねばなりませんな。バリュー投資の基本である割安で業績好調な銘柄を良いタイミングで買えるよう日々鍛錬していきたいもんです。
例えばPBRが1倍割れで割安となっている日本山村硝子<5210>は、ガラス瓶関連事業やプラスチック容器関連事業などを展開しております。直近では、村上ファンドで知られる村上世彰氏の長男が過去に代表を務めた投資ファンドであるMI2が同社株を大量保有した事で思惑買いが流入しました。5月15日の決算で増配発表も好感されております。
5月21日に「メタノール燃料エンジン完成のお知らせ」を発表後に急動意した阪神内燃機工業<6018>もPBRが割安でここ数年の業績も堅調ですねぇ。国内初のメタノール燃料エンジンで今後の業績がどうなるか監視を強めております。PBRで見ても株価は割安ですし、2月の高値2884円を超えてくれば面白いのではないでしょうか。
伸縮生地向け環縫いミシン最大手のPEGASUS<6262>は、直近の決算が業績好調となりました。売上高300億を目指す方針を掲げた中期経営計画も好感されている模様。チャートは三角保ち合いを上放れてきたら面白味もありそうですねぇ。こちらも株価は割安です。
半導体検査用ソケットを手掛ける山一電機<6941>は、上昇トレンドから決算後に動意しましたな。配当も昨年より43円上乗せして、25年3月期の年間配当は74円となっています。自社株買いの実施も好感されており、株式還元に積極的な様子です。今後はどこまで下値を切り上げるか監視中。
自動車向けばね大手のニッパツ<5991>は、好業績に加えて割安感から買われているようです。チャート(日足)も鮮やかな上昇トレンドを形成しておりますな。株価はPERにおいて割安感もあり、腰の据わった資金流入もあれば…と期待したいところですねぇ。
最後は、水素関連で物色されている三菱化工機<6331>です。「2040年の水素供給量の目標を現在の約6倍となる『年1200万トン程度』に設定」という日本政府の水素基本戦略の骨子案が材料となった模様。また、日本とサウジアラビアの「液化水素におけるサプライチェーン強化・協力」でも思惑があります。好業績・上昇トレンド・割安で要チェックです。
さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「アル」と共にお待ち申し上げております。
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執筆者名:有限亭玉介
ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず
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