静甲、前期経常を40％上方修正

　靜甲 <6286> [東証Ｓ] が4月26日大引け後(15:30)に業績修正を発表。24年3月期の連結経常利益を従来予想の7.1億円→9.9億円(前の期は6.7億円)に40.4％上方修正し、増益率が5.2％増→47.7％増に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の4.3億円→7.2億円(前年同期は4.4億円)に66.3％増額し、一転して62.9％増益計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　売上高は、各事業ともほぼ計画どおりに推移したため、前回予想並みの実績となる見込みです。利益面では、電機機器事業の自動車関連自動機及び産業機械事業での原価改善、並びに部品販売や保守メンテナンスの堅調な推移により、営業利益、経常利益ともに前回予想を上回る見込みとなっています。さらに、親会社株主に帰属する当期純利益は、経常利益の増加と繰延税金資産の計上額の増加により、前回予想を上回る見込みです。（注）上記の予想は、発表日現在において入手可能な情報に基づいて作成したものであり、実際の　　業績等は今後の様々な要因によって上記の予想とは異なる結果となる可能性があります。