桜島埠、前期経常を一転38％増益に上方修正

　櫻島埠頭 <9353> [東証Ｓ] が4月25日大引け後(15:30)に業績修正を発表。24年3月期の連結経常利益を従来予想の2億4000万円→3億3500万円(前の期は2億4300万円)に39.6％上方修正し、一転して37.9％増益見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の7300万円→1億6800万円(前年同期は1億5100万円)に2.3倍増額し、一転して11.3％増益計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　売上高につきましては、ばら貨物において、荷動きが不透明であった一部貨物の取扱数量が期末にかけて増加したことなどにより前回発表を上回る見込みとなりました。　利益面におきましても、設備メンテナンスによる修繕費が増加したものの、売上高の増加に伴い、営業利益も増加の見込みとなりました。また、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益につきましても、営業利益の増加に加え受取保険金を収受したことなどから、それぞれ増加の見込みとなりました。（注）上記の予想は本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後の様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。