精工技研が波乱相場の間隙を縫って新高値、データセンター向け光コネクターに熱視線
精工技研<6834.T>が波乱相場の間隙を縫って上昇し年初来高値を更新した。光学分野の技術を駆使して光製品の製造販売を行っており、膨大な電力を消費するデータセンター向けで光電融合技術が注目されるなか、同社はその関連銘柄の一角として存在感を高めている。株価は実需筋と思われる買いが続き、年初から一貫して下値を切り上げる展開。特に3月上旬に機関投資家とみられる大口買いが観測されてからは上値指向が強まった。業績は24年3月期の営業利益は大幅減益見通しながら株価には織り込み済みで、25年3月期は自動車向けインバーターやデータセンター向け光コネクターなどの牽引でV字回復が視野に入る。
出所:MINKABU PRESS
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