リバーエレク続落、在庫調整や中国回復遅れで２４年３月期下方修正

　リバーエレテック<6666.T>が続落。前週末１９日取引終了後に２４年３月期連結業績予想を発表。売上高を６２億９７００万円から５４億５４００万円（前の期比２０．４％減）へ引き下げたほか、最終損益を３億５９００万円の黒字から一転１億６４００万円の赤字（前の期８億９３００万円の黒字）に転落する見通しを示しており、これが嫌気されている。

　スマートフォンやＩｏＴ機器などの在庫調整が長引いたことや、中国経済の回復に想定以上の遅れが生じたため受注が伸び悩んだ。円安による利益押し上げ効果があったものの、受注減の影響を補うことができなかった。なお、配当は従来予想（１０円）を据え置いた。

出所：MINKABU PRESS