本日は「週末要因」主体…!? - ドル円

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最新投稿日時:2024/04/12 11:47 - 「本日は「週末要因」主体…!? - ドル円」(武市佳史)

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本日は「週末要因」主体…!? - ドル円

著者:武市佳史
投稿:2024/04/12 11:47

◆ いわゆる“高止まり”… - “153円前半”


一服…

昨日の「米PPI」は幾分だが予想を下回ったことで、連日の「インフレ加速」と認識される事態にはなりませんでした。
このため“利益確定売り”が先行し、一時は“152.799円”へと値を落とす場面が見られています。

一方で「米利下げ時期後ズレ」がさらに進行することこそなかったものの、「米利下げ時期後ズレ」そのものは残りました。
このため米10年債利回りは“高止まり(高値は4.58%)”のままであり、“ドル買い”の流れは継続しています。
こうして「円買い介入」への思惑もあって“上値の重さ”は意識されているものの、“下値もしっかり”を維持したまま、昨日の取引を終えています。

◆ 引き続き「実弾介入」には踏み切れない…?


「米利下げ時期後ズレ」への思惑は如何ともしがたいものがありますので、「日米金利格差」はさらに拡大しやすい傾向にあります。
このため現時点で進行している“ドル買い(円売り)”は、“ファンダメンタルズに沿った”動きといえなくもありません。
そうなると「円買い介入」への警戒感が行く手を阻むとは見られるものの、その「大義名分」はぜい弱といわざるを得ないのが実状といえます。
そうなると「口先介入」は恒例行事として相次ぐとは見られるものの、「実弾介入」に踏み切るかは懐疑的に見ざるを得ない…?

ただし本日は週末となりますので、“ポジション調整”が入りやすい地合いでもあります。
「円買い介入」を催促する動きは続くと見られるものの、本日に関しては“上値の重さ(利益確定売り)”をより意識すべきかもしれませんね。
もっともそれで“崩れる”とは思いませんが…。

◆ ドル円 抵抗・支持ライン

※ボラティリティが拡大していますので、いつもより値幅を拡大しています。

155.450(90/6/26高値)
155.000(大台)
154.650(90/6/28高値)
上値5:154.000(大台、ピボットハイブレイクアウト)
上値4:153.656(ピボット2ndレジスタンス)
上値3:153.521(+2σ)
上値2:153.454(ピボット1stレジスタンス)
上値1:153.311(4/11高値《年初来高値》)
前営業日終値:153.251
下値1:153.000(大台)
下値2:152.906(ピボット1stサポート)
下値3:152.763(4/11安値、4/5~4/11の23.6%押し)
下値4:152.560(ピボット2ndサポート)
下値5:152.496(+1σ)
152.352(4/5~4/11の38.2%押し、ピボットローブレイクアウト)
152.056(4/5~4/11の50%押し、日足・一目均衡表転換線、大台)
151.760(4/5~4/11の61.8%押し)
151.682(4/10安値)
151.568(4/8-9安値、20日移動平均線)

《10:45》

武市佳史
株式会社マネーパートナーズ チーフアナリスト
配信元: 達人の予想

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