【ピックアップ】全面安で注目するならこの3銘柄-あすなろ投資顧問CEO大石やすし

◆ディー・エヌ・エー

交流サイト「モバゲー」の運営やAI関連事業、ベンチャー投資など多角展開。
4月より一般のドライバーが乗客を乗せて走る「ライドシェア」が、国内の一部地域で解禁された。同社はタクシー配車アプリ大手のGO社に出資しており、関連株として注目しておきたい。また、GO社は上場準備を始めており、ディーエヌエーの投資回収につながる可能性もあると見る。GO社の検討結果次第では、株式上場しないという結論に至る可能性もあるためその点には注意が必要。4/4の200日線突破後、翌4/5前場は調整。

◆キャスター

中小企業のバックオフィス業務リモート支援や人材派遣など。
同社は先日、バックオフィスに関するサービスツールを提供するマネーフォワードと資本業務提携の検討に係る基本合意書を締結。キャスターは国内外のスキルを有する人材確保に強みを持つため、両社の融合でバックオフィス領域での人材供給や生産性向上が期待される。より多くの企業にDX支援サービスを提供していく事が可能となろう。4/5朝方は一段高で寄り付き。地合いに連れ安するも、依然として買い需要は強いと見る。

◆ユニチカ

繊維メーカー。フィルムや樹脂など非繊維も拡大。
4/4、世界最高レベルの非常に高い比表面積を有するハイエントロピー合金を合成する技術を開発したことを発表。これにより次世代エネルギーとして期待される水素利用を促進する高性能な水素生成電極や燃料電池用電極触媒などの創出が期待される。軟調相場では独自の好材料がひと際目立つため、同銘柄も注目されやすいと見て監視。

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