【海外市場の注目ポイント】２月の米ＰＣＥデフレーターなど

　この日のロンドン市場とニューヨーク市場がグッドフライデーで実質的に休場となるなか、日本時間午後９時半に２月の米個人消費支出（ＰＣＥ）デフレーターが発表される。大方の予想は前年比２．５％上昇となっており、前年比の伸びが前月の２．４％上昇から加速するとみられている。１２日に２月の米消費者物価指数が発表されており、予想を上回っていた。２月の米ＰＣＥデフレーターも同様の結果になれば、米連邦準備理事会（ＦＲＢ）の早期利下げ観測が一段と後退し、ドルが買われる可能性がある。
　
　また、日本時間午後９時半には２月の米個人所得や２月の米ＰＣＥも発表される。２月の米個人所得は、大方の予想が前月比０．４％増となっており、前月比では２５カ月続けて増加すると見込まれ、２月の米ＰＣＥは、大方の予想が前月比０．５％増となっており、前月比では１１カ月続けて増加するとみられている。
　
MINKABU PRESS