シュッピンとシグマクシス・グループが資本・業務提携 リバリュー×テクノロジーで業界の変革を共同推進

シュッピン株式会社（本社：東京都新宿区、代表取締役社長ＣＥＯ：小野尚彦、東証プライム：証券コード 3179、以下シュッピン）とシグマクシス・グループは、本日、資本・業務提携契約を締結いたしました。

シュッピンは、「インターネットを利用して「価値ある新品と中古品」を安心、安全に取引できるマーケットを創造し社会貢献すること」を理念として、EC主軸のリバリュー（「モノ」の価値を見極め、買取・販売すること）事業を展開しています。近年は、AIを使ってカメラの買取競争力強化と商品回転率向上を実現する『AIMD』を導入するなど、テクノロジーを活用して業務の自動化と最適化に取り組み、その成果として顧客の利便性と強固なセキュリティの両立、利益率の向上を実現しています。

ECの浸透が進む日本市場においても、高付加価値・高額商品の取引は、未だ実店舗網での経験と勘による買取・販売価格の決定などが主流となっています。シュッピンは、EC未開拓の同領域においてテクノロジーを駆使することで、企業の収益性と顧客の利便性が同時に向上し、安心、安全に取引できるECマーケットの創造が急務であると考えています。

このような事業環境のもと、シュッピンは、中期経営計画の実現に向けEC未開拓領域での事業成長を加速すべく、人財と資金の確保を目的として、シグマクシス・グループと資本・業務提携契約を締結いたしました。資本提携は自己株式処分により行い、株式の引受予定先は株式会社シグマクシス・インベストメント（本社：東京都港区）です。自己株式処分の引受は2024年4月15日を予定しており、当該引受人が新たに取得するシュッピンの普通株式の数（発行済株式総数に対する割合）は、457千株(1.97%）、引受価額の総額は499百万円の見込みです。

あわせて、株式会社シグマクシス（本社：東京都港区、以下シグマクシス）は、シュッピンへのコンサルティング人財の出向を含む業務支援を行います。出向を通じて、同社の中期経営計画達成に向けた個別戦略の企画立案や、システム企画・開発における人財育成を支援するとともに、基幹システムおよびECシステムの刷新、デジタル技術の活用による業務の高度化、AIによるアルゴリズムの強化とマーケティング領域へのAI適用など、個別戦略の実行におけるコンサルティングサービスを提供します。シグマクシスは2013年より同社へコンサルティングサービスを提供しており、基幹システム導入およびカメラ事業におけるAIMDの開発・導入支援の実績があります。今回のスキームにおいても、シェルパとして、シュッピンの持続的成長の基盤強化と、テクノロジー・カンパニーへの変革の実現に向けて伴走します。

シュッピンとシグマクシス・グループは、リバリューとテクノロジー、コンサルティングと投資のシナジーによる新たなビジネスモデルとECプラットフォームをともに創り上げ、収益性と顧客利便性の向上、新サービス開発による事業成長、そしてデジタル・AIを活用した業界全体の変革を推進してまいります。

以上

※本プレスリリースはシュッピン株式会社との共同リリースです。

■シュッピン株式会社について
（シュッピン株式会社　本社：東京都新宿区、代表取締役社長：小野 尚彦、東証プライム：証券コード　3179）
シュッピン株式会社はインターネットを利用して「価値ある新品と中古品」を安心、安全に取引できるマーケットの創造・社会貢献を行っています。インターネット上で新品・中古の豊富な商品を比較検討して、安心・安全に購入できる5つの専門店（カメラ専門店「Map Camera」、時計専門店「GMT」、レディースブランド サロン「BRILLER」、筆記具専門店「KINGDOM NOTE」、ロードバイク専門店「CROWN GEARS」）のECサイトと実店舗を運営しています。減額のない定額買取でわずらわしい価格交渉が不要な『ワンプライス買取』、お客様の欲しい商品の入荷情報をお知らせする『入荷お知らせメール』や、登録すると商品価格、商品情報更新が通知される『欲しいリスト』など、お客様一人一人の嗜好にあわせた情報発信、提案を行うOne to Oneマーケティング等の独自のサービスを展開しています。
公式HP：https://www.syuppin.co.jp/

■シグマクシス・グループについて
（上場会社：株式会社シグマクシス・ホールディングス、本社：東京都港区、代表取締役社長：太田寛、東証プライム：証券コード 6088）
シグマクシス・グループはコンサルティング事業と投資事業の連携のもと、様々な産業および企業の価値創造、社会課題を解決する新たな市場や事業の創出を行っています。コンサルティング事業は、デジタル経済下で企業が取り組むべき主要なトランスフォーメーションとして、生産性革命によって大幅な業績向上を実現する「デジタル・トランスフォーメーション」、新たな成長エンジンとなるビジネスモデルを成長市場で構築する「サービス・トランスフォーメーション」、経営プラットフォームを変革する「マネジメント・トランスフォーメーション」を掲げ、多様な能力を擁したプロフェッショナルが、企業の課題解決と新価値の創造、企業間を連携した新事業や産業の共創に取り組んでいます。投資事業は、高度なデジタル技術の活用や、「まちづくり」「食・健康」など、リジェネラティブ&ウェルビーイング領域の投資案件を中心に手掛け、コンサルティング事業との連携により投資先企業の成長および企業価値向上を支援しています。　
公式ＨＰ：https://www.sigmaxyz.com/